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米10年債利回り、FRB利上げ後に低下 5%台から後退

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Sep 17, 20261 min read
米10年債利回り、FRB利上げ後に低下 5%台から後退

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米連邦準備理事会(FRB)の利上げ決定と中東情勢の緊張緩和期待を背景に、米10年国債利回りが9営業日ぶりに低下した。金利は一時突破した5%の大台から4.96%近辺まで後退している。

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17日のアジアおよび欧州市場で、世界の国債利回りが低下した。米10年国債利回りは9営業日ぶりに反落し、連日の売り浴びせに一服感が出ている。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ決定を市場が消化したことや、中東情勢を巡る外交的進展への期待が背景にある。

FRBの利上げ決定を消化

ケビン・ウォルシュ議長率いるFRBは16日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、3.75%~4.00%のレンジとすることを決定した。この決定は市場に安心感を与え、FRBがトランプ政権からの政治的圧力にもかかわらず、長期的なインフレ期待の抑制に断固として取り組む姿勢を示したと受け止められた。

この結果、指標となる米10年国債利回りは、一時突破した5%の大台から4.96%近辺まで低下した。政策金利に敏感な2年国債利回りも8営業日ぶりに低下し、2024年7月以来の高水準からやや後退した。

地政学リスクの後退も追い風に

債券買いを後押ししたもう一つの要因は、地政学リスクの緩和期待だ。トランプ米大統領が、7ヶ月に及ぶイランとの戦争終結が近い可能性を示唆し、「テヘランは合意を熱望している」と楽観的な見方を示したと報じられた。

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大統領が国連総会の場で湾岸諸国の首脳と会談する予定であるとの報道も、市場心理を改善させた。原油価格の高騰や供給網の混乱を背景に拡大していた国債のタームプレミアム(期間のリスクに対する上乗せ金利)が、この報道を受けて縮小した。

各国中央銀行の動向を注視

市場の関心は、今後予定されている他の中央銀行の金融政策会合に移っている。英国では、イングランド銀行(BoE)の政策発表を控え、10年物ギルト債利回りは1週間ぶりの低水準となる5.304%近辺で推移している。

アジアでは、金曜日に日本銀行(日銀)が政策決定会合を控える。金融市場では、日銀が政策金利を25bp引き上げ1.25%とする確率が80%織り込まれており、世界の金利は構造的に高い水準で推移するとの見方が強い。

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