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Google、Geminiエージェントを更新 新APIでファイル管理とセキュリティを強化

Summary
Googleは、AI開発プラットフォーム「Gemini」のマネージドエージェントを更新し、パフォーマンスを向上させるとともに、ファイル管理と認証情報セキュリティを強化する2つの新しいAPIを導入した。
Googleは木曜日、同社のAIモデル「Gemini 3.8 Flash」上で動作するマネージドエージェントの新しいハーネス「antigravity-preview-09-2026」を発表した。このアップデートにより、開発者はファイル管理と認証情報セキュリティのための2つの新しいAPIを利用できるようになり、AIアプリケーション開発の効率性と安全性が向上する。
パフォーマンスの向上
Googleの社内テストによると、新しいハーネスは複数の主要な指標で性能向上を達成した。具体的な改善点は以下の通り。
- ファイル変更時の出力トークンを40%削減。
- ソフトウェアエンジニアリングやリサーチに関する複数ターンのタスク完了率が最大6%向上。
- 長い会話やリサーチタスクにおけるキャッシュヒット率が最大16%向上。
これらの改善は、開発コストの削減と、より複雑なタスクを処理するエージェントの能力向上に直接的に寄与する。
新APIによる機能強化
Ad今回のアップデートの核となるのは、2つの新しいAPIの導入である。
- Files API: 開発者が実行中のサンドボックス環境にデータをアップロードしたり、作成されたファイルを一覧表示したり、個別のファイルやディレクトリをダウンロードしたりすることを可能にする。
- Credentials API: GitHubやSlackなどの外部サービスに安全に接続するための機能。実際のトークンをモデルに公開することなく、認証情報を暗号化して保存し、承認された宛先への通信時にのみ使用するため、セキュリティが大幅に強化される。
開発者と市場への影響
Geminiマネージドエージェントは、開発者に単一のAPIコールでアクセス可能な安全なLinuxサンドボックス環境を提供する。この分離された環境内で、エージェントはコードの実行、ウェブブラウジング、ファイル編集などを自律的に行い、タスクを完了させることができる。
今回の機能強化は、開発者がより高度で実用的なAIアプリケーションを構築するための基盤を固めるものだ。特にCredentials APIによるセキュリティ強化は、企業が機密情報を扱うアプリケーションを開発する上での障壁を下げる可能性がある。新しいハーネスはGoogle AI StudioおよびInteractions APIで利用可能となっており、価格は旧バージョンから据え置かれる。なお、旧バージョンの「antigravity-preview-05-2026」は2026年10月5日に廃止される予定であるとGoogleは述べている。