Story

国連事務総長選、安保理が初の非公式意向投票を開始へ

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 29, 20261 min read
国連事務総長選、安保理が初の非公式意向投票を開始へ

Summary

国連安全保障理事会は、グテレス事務総長の後任を選ぶため、7人の候補者に対する初の非公式な意向投票を木曜日に実施する。この投票は、数カ月にわたる可能性のある選出プロセスの幕開けとなる。

Text size
Background

国連安全保障理事会は、今年末に任期満了を迎えるアントニオ・グテレス事務総長の後任を選ぶため、木曜日に初の非公式な意向投票(ストローポール)を実施する。ロイター通信によると、現在7人の候補者が立候補しており、この非公開の投票は選出プロセスにおける重要な第一歩となる。

意向投票の仕組みと拒否権の役割

意向投票は、安保理を構成する15の理事国の間で行われる非公式かつ非拘束の投票である。各国は各候補者に対して「支持(encourage)」「不支持(discourage)」「意見なし(no opinion)」のいずれかを投じる。この投票は秘密裏に行われ、理事国のみが参加する。

選考プロセスの後半段階では、拒否権を持つ5つの常任理事国(米国、英国、フランス、中国、ロシア)が、非常任理事国とは異なる色の票を用いる。これにより、いずれかの常任理事国が特定の候補者に「不支持」を投じた(事実上の拒否権行使を示唆した)かどうかが明らかになり、候補者の絞り込みが進む。

候補者と次期総長の課題

現時点での候補者は以下の7名。明確な最有力候補はまだいないとされている。

Sample IUX Markets – In-articleAd
  • ラファエル・グロッシ氏(アルゼンチン、国際原子力機関事務局長)
  • ミシェル・バチェレ氏(チリ、元大統領)
  • レベカ・グリンスパン氏(コスタリカ、元副大統領)
  • マリア・フェルナンダ・エスピノサ氏(エクアドル、元外相)
  • キャロリン・ロドリゲス=バーケット氏(ガイアナ、元外相)
  • マッキー・サル氏(セネガル、元大統領)
  • オララ・オトゥヌ氏(ウガンダ、外交官)

グテレス氏の後任は、組織の信頼性低下や官僚機構の肥大化といった課題に直面し、国連の再活性化という重責を担うことになる。

今後の見通し

現安保理議長であるコンゴ民主共和国のゼノン・ムコンゴ・ンガイ国連大使は、最初の意向投票が木曜午前に行われることを確認した。過去の例では、意向投票は夏を通じて複数回行われ、9月下旬から10月上旬にかけて最終候補者が固まることが多い。

最終的に安保理は、拒否権を行使されずに9カ国以上の賛成を得た候補者を一人に絞り込み、国連総会(加盟193カ国)に推薦する決議を採択する。総会での承認は、これまで慣例的に行われてきた。

Back to latest news

LATEST