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テキサス州裁判所、TikTokの未成年者保護機能は「利用者を誤解させた」と判断

テキサス州の裁判所は、動画投稿アプリ「TikTok」が未成年者保護機能について利用者を誤解させていたとして、同州の消費者保護法に違反したとの判断を下した。これにより、訴訟は罰則などを決定する本裁判へと進むことになる。
判決の概要
ロイター通信が9月10日に報じたところによると、テキサス州のコリー・リウ判事は、TikTokが主に2つの点で利用者を欺いていたと認定した。1つ目は、コミュニティガイドラインに違反するコンテンツを削除すると説明しながら、内部では一部を「発見困難」と分類してプラットフォーム上に残存させていた点だ。
さらに判事は、未成年者を不適切なコンテンツから保護するとされる「制限モード」が宣伝通りに機能しておらず、本来フィルターされるべきコンテンツに未成年者がアクセスできる状態にあったことも指摘。これらの行為が州法に違反すると結論付けた。
訴訟の経緯と今後の見通し
この訴訟は、ケン・パクストン州司法長官が率いるテキサス州が2025年1月に提訴したものだ。同州は、TikTokが子供にとって安全なプラットフォームであるかのようにマーケティングを行っていたと主張していた。
Ad今回の判決を受け、パクストン氏の事務所は、事件が罰則やその他の救済措置を決定するための本裁判に移行すると発表した。本裁判の日程は来月にも決定される見込みだという。TikTokはロイターのコメント要請にすぐには応じていない。
強まるソーシャルメディアへの圧力
今回の判決は、若年層のメンタルヘルスへの影響を巡り、ソーシャルメディア企業に対する法的な圧力が強まる中で下された。これはTikTokにとって孤立した問題ではない。
TikTokは8月、プラットフォームの依存性の高さを理由に若者らが起こした米国内の3件の訴訟で和解に合意している。また、同月にはメタ・プラットフォームズも、同様の依存性を巡る訴訟で和解金を支払うことに合意したと報じられており、業界全体が規制や訴訟リスクの高まりに直面している。