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米S&P500、第2四半期利益成長率予想が39%に急上昇 テック決算には警戒感も

Summary
LSEGのデータによると、S&P500種株価指数構成企業の第2四半期の利益成長率予想が39%へと大幅に上方修正された。しかし、韓国SKハイニックスの株価急落が示すように、市場はハイテク企業の決算発表とFRBの政策決定を前に警戒感を強めている。
LSEGのデータによると、米国企業の第2四半期における利益見通しが大幅に改善し、S&P500種株価指数構成企業の年間利益成長率の予想は39%に達した。これは今月初めの予想から10ポイント以上の上方修正であり、米国経済の底堅さを示唆している。
ハイテク決算への高いハードル
好調な全体像とは裏腹に、ハイテク大手に対する市場の期待は極めて高くなっている。その警鐘となったのが、韓国の半導体大手SKハイニックスの事例だ。同社は四半期利益が6倍に急増したと発表したにもかかわらず、アナリスト予想に届かなかったことから株価は一時10%近く急落した。
この動きは、本日引け後に決算発表を控えるマイクロソフトやメタ・プラットフォームズといった米巨大テック企業への投資家心理に影を落としている。先週のアルファベットやテスラの決算で注目されたAI関連の巨額な設備投資(Capex)と、それに伴うキャッシュフローへの影響が引き続き焦点となる見込みだ。
AdFRBの政策決定と地政学リスク
市場のもう一つの大きな注目点は、本日発表される米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定だ。金利先物市場では利上げの可能性が3分の1程度織り込まれており、ドイツ銀行によると、これは2018年以来、市場の見方が最も分かれた会合の一つとなる。
さらに、中東情勢の緊迫化も懸念材料となっている。米国とサウジアラビアがイラン関連組織に対して攻撃を行ったと報じられ、原油価格は再び1バレル87ドルを超える水準まで上昇。地政学リスクがインフレ見通しを不透明にしている。一方で、米コンファレンスボードが発表した消費者信頼感指数は市場予想に反して低下しており、好調な企業業績と家計心理の間に乖離が見られる。