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Sogni AI、月額20ドルの生成AI「無制限」プランを発表 分散型GPU網を活用

Summary
主要なAIプラットフォームが無制限プランから撤退する中、Sogni AIはコミュニティ運営の分散型GPUネットワークを活用し、月額20ドルのフェアユース無制限プランを開始した。純収益の51%をGPU提供者に分配する独自のビジネスモデルが特徴。
シンガポールを拠点とするクリエイティブAIプラットフォームのSogni AIは、月額20ドルで画像、動画、音楽、言語モデルの生成がクレジットフリーで利用できる「Sogni Unlimited」プランを発表した。大手AIサービスがコスト増を理由に無制限プランを縮小・廃止する流れに逆行する動きとして注目される。
分散型ネットワークで持続可能な「使い放題」を実現
この新プランは、独立したオペレーターが運営するGPUの分散型ネットワーク「Sogni Supernet」上で実行される。同社のビジネスモデルの核は、支払い手数料や税金などを差し引いた純サブスクリプション収益の51%を、レンダリング作業量に応じて各GPUオペレーターに分配する点にある。
Sogni AIのCEO兼共同創業者であるMauvis Ledford氏は、「生成コストが使用量に直接比例するため、クリエイティブAIの無制限プランを維持することは困難だった」と指摘。その上で、「Sogniのアーキテクチャは逆の発想で設計されている。独立したオペレーターがインフラを提供し、完了した作業に対して純サブスクリプション収益の大部分が支払われる。フェアユースの無制限プランはプロモーションではなく、この構造だからこそ実現できるものだ」と述べた。
この収益分配モデルにより、コンピューティング費用は固定のクラウド費用ではなくサブスクリプション収益と連動して変動する。需要の増加に応じて、より多くのGPUオペレーターをネットワークに引き込む狙いがある。
Adプラン詳細と市場への影響
「Sogni Unlimited」プランは、100を超えるオープンソースおよびオープンウェイトのモデルを対象としている。投資家やクリエイターにとって、この価格設定とビジネスモデルは、AIコンピューティングリソースへのアクセス方法に新たな選択肢を提示するものだ。
- 価格: 月額20ドル、または年額199ドル。
- 対象モデル: Krea 2 Turbo(画像)、LTX-2.3(動画)、ACE-Step 1.5(音楽)などを含む100以上のモデル。
- フェアユース規定: 需要が集中する時間帯に持続的な高負荷がかかった場合、ジョブが待機状態になる可能性がある。
- 上位プラン: 月額50ドルの「Unlimited Pro」では、同時実行ジョブ数や優先度が高くなる。
2024年後半以降、複数の大手AIプラットフォームがコストを理由に無制限プランを廃止しており、Sogniの動きは市場の常識に挑戦するものと言える。同ネットワークは2024年のテストネット開始以来、すでに1億5800万件以上のクリエイティブ生成を処理した実績を持つ。