Story
ソデクソ株が15カ月ぶり高値、JPモルガンが「オーバーウエート」に格上げ

Text size
Background
フランスのケータリングサービス大手ソデクソ(EXHO)の株価が17日の取引で急騰し、2025年6月上旬以来、15カ月ぶりの高値を付けた。JPモルガンが同社の投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げたことが材料視された。
JPモルガンの評価詳細
JPモルガンはソデクソの投資判断を引き上げるとともに、目標株価を従来の54ユーロから68ユーロへ引き上げた。これは9月16日の終値(56.40ユーロ)に対し、約20%の上昇余地があることを示唆している。
同行は、2027年度が新規事業開拓の「転換点」になる可能性があると分析。特に、最近発表されたメタ(Meta)との大型契約を、事業好転の重要な証左と見なしている。また、株価は好転を織り込み始めているものの、過去の水準や同業他社と比較して依然として割安であり、今後の業績改善が明確になれば、さらなる上昇の余地があると指摘した。
事業好転への期待
JPモルガンは、ソデクソの新規事業純増が2027年度にプラスに転じると予測している。この見通しは、7月に発表されたメタとの契約が下支えする。この契約は、30カ国以上における企業のオフィスやデータセンターでの職場向けフードサービスを対象としており、今後数カ月で本格化する見込みだ。
Ad同行は急激な回復ではなく、緩やかな改善を予想している。具体的な予測は以下の通り。
- EBITマージン: 2026年度の3.3%から2030年度には4.6%へ改善
- キャッシュ・コンバージョン: 現在の40%未満から約50%へ上昇
市場の反応
この格上げを受け、ソデクソの株価は一時4.8%高の59.10ユーロまで上昇した。同日のフランス株式市場の主要指数であるCAC 40が約0.5%の上昇にとどまる中、ソデクソの株価の上げが際立った。