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セグロ株が反落、プロロジスによる135億ポンドの買収提案を拒否

Summary
英国の物流不動産大手セグロは、米プロロジスによる135億ポンドの買収提案を拒否したことを受け株価が下落。買収成立への不透明感が強まり、利益確定売りに押された。
英国の物流不動産大手セグロ(SEGRO)の株価が20日、約2.0%下落した。同社取締役会が、米同業プロロジス(Prologis)から提示された135億ポンド(約2.7兆円)規模の最新の買収提案を全会一致で拒否したことが明らかになり、ディール成立への不透明感から売りが優勢となった。
3度目の提案も拒否
プロロジスが提示した最新案は、セグロ株1株に対しプロロジス新株0.0890株を割り当てる株式交換に加え、最大27億ポンドの現金を選択できるというもの。これはセグロ株1株あたり約993ペンスに相当します。
セグロに対するプロロジスの買収提案は6月下旬に始まり、今回で3度目となりますが、いずれも拒否されました。この日の拒否発表を受け、これまで買収成立を期待して買い進めていた投資家による利益確定売りが広がりました。
市場の反応と今後の焦点
ジェフリーズのアナリストによると、今回の提案価格はセグロの2026年6月期予想純資産価値(NAV)に対して9.7%、買収提案前の株価水準に対しては33.8%のプレミアムが付いています。それにもかかわらず、セグロ株は一時52週高値となる900ペンスを付けた後に反落し、879.87ペンスで取引を終えました。
Ad英国買収パネルの規則に基づき、プロロジスはロンドン時間7月22日午後5時までに正式な買収提案を行うか、あるいは撤回するかを表明しなければなりません。この期限が市場の最大の焦点となっており、投資家心理を圧迫しています。
広がる不透明感とセクターへの影響
この日はFTSE100種総合株価指数も下落するなど、市場全体の地合いの悪さも株価の重しとなりました。また、6月の最初の提案を受けてM&Aへの期待から上昇していた他の物流関連REITも、買収破談の可能性が意識され、連れ安する展開となりました。
買収提案の拒否、迫る最終期限、そして軟調な市場環境が重なり、ディールリスク(買収が不成立に終わるリスク)が改めて強く意識されています。