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ゴールドマン、サンポの投資判断を「買い」に引き上げ 英国事業の回復を評価

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Jul 9, 20261 min read
ゴールドマン、サンポの投資判断を「買い」に引き上げ 英国事業の回復を評価

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ゴールドマン・サックスがフィンランドの保険大手サンポの投資判断を「買い」に引き上げた。英国の自動車保険市場における価格サイクルの転換と、それに伴う利益率の拡大見通しを評価した。

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フィンランドの保険大手サンポ(Sampo Oyj)の株価が木曜日に上昇した。ゴールドマン・サックスが、英国の自動車保険市場の回復などを理由に、同社の投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げたことが好感された。

投資判断と目標株価を引き上げ

ゴールドマン・サックスはサンポの投資判断を「買い」に引き上げ、12カ月目標株価を従来の9.70ユーロから10.60ユーロに修正した。Investing.comが報じたところによると、この目標株価は前日の終値(9.44ユーロ)から12.3%の上昇余地を示唆するものだ。

サンポの株価は年初来で欧州の保険株指数を14パーセントポイント下回るなど、軟調に推移していた。ゴールドマンは、この株価の低迷が、北欧市場の成長鈍化、英国の価格サイクル、自動運転車やAI導入への懸念を反映したものだと指摘している。

格上げの背景

ゴールドマンは、格上げの主な理由として、サンポの英国部門であるヘイスティングス(Hastings)が事業を展開する英国自動車保険市場の好転を挙げている。

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同行が評価する主なポイントは以下の通り。

  • 英国自動車保険の価格サイクルが転換点を迎えており、ヘイスティングスの利益率拡大を後押しすると予測。
  • 2027年から2029年までの中期経営計画期間において、年平均成長率(CAGR)約10%の複合的な1株当たり営業利益(Operating EPS)の成長を見込む。
  • 非中核投資資産の売却と資本の再配分により、構造的に高い自己資本利益率(ROE)が期待できる。

業績見通しと評価

今回の評価見直しを受け、ゴールドマンはサンポの2026年から2030年までの1株当たり営業利益の予想を、英国事業の成長見通しを反映し、平均で約4%引き上げた。

また、株価評価の指標となる調整後有形自己資本簿価倍率も、事業環境の改善を理由に4.5倍から4.6倍に引き上げている。一方で、同行はリスク要因として、保険金支払いのインフレ、異常気象による損失、金融市場の変動、北欧市場での競争激化などを挙げている。

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