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粗糖先物、原油安を背景に反落 ブラジル・インドの生産動向が重し

Summary
水曜日の取引で粗糖先物は、原油価格の下落を受けて反落した。主要生産国であるブラジルやインドで、エタノール生産から砂糖生産へのシフトが意識されたことが背景にある。
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水曜日の商品市場で粗糖先物が反落した。原油価格の下落が、主要生産国におけるサトウキビを原料とするエタノール生産の魅力を低下させ、砂糖生産を増加させるとの見方が広がり、価格の重しとなった。
原油安が砂糖生産を後押し
原油価格が下落すると、サトウキビを原料とするバイオ燃料であるエタノールの収益性が低下する。これにより、世界有数の砂糖生産国であるブラジルやインドの製糖工場が、エタノール生産から砂糖生産へとシフトするインセンティブが働く。市場ではこの供給増加観測が、粗糖価格への下押し圧力として意識された。
一方で供給懸念が下値を支える
直近の16カ月ぶりの高値からは後退したものの、粗糖価格は依然として底堅さも見せている。市場関係者によると、インド、欧州連合(EU)、タイにおける生産減少見通しが相場の下値を支えているという。
Ad特にEU最大の農業生産国であるフランスでは、猛暑と干ばつの影響でテンサイ(砂糖大根)の生育が悪化。フランス農務省は、同国のテンサイ収穫量が1970年代以来の低水準に落ち込む可能性があるとの見方を示している。
主要な価格動向
- 粗糖先物(SBc1):0.3%安の1ポンド当たり17.88セントで取引された。
- ホワイトシュガー10月限(LSUc1):0.4%安の1トン当たり524.20ドルに下落した。
- 10月限の納会に対する受渡高は、砂糖トレーダーからの速報値によると9,987ロット(499,350トン)となった。