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O-Iグラスが下落、BofAが投資判断を2段階引き下げ

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Jul 14, 20261 min read
O-Iグラスが下落、BofAが投資判断を2段階引き下げ

Summary

ガラス容器大手O-Iグラスの株価が下落。バンク・オブ・アメリカ証券が、2027年のEBITDA目標達成への不透明感を理由に、投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」へ2段階引き下げたことが嫌気された。

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ガラス容器大手のO-Iグラス(NYSE: OI)の株価は、14日の時間外取引で3.0%下落した。バンク・オブ・アメリカ(BofA)証券が、同社の投資判断を2段階引き下げたことが主な要因である。

BofA、目標達成に懸念

BofAはO-Iグラスの投資判断を従来の「買い」から一気に「アンダーパフォーム」へと引き下げ、目標株価も13.00ドルから11.00ドルに下方修正した。

格下げの背景には、同社経営陣が掲げる2027年のEBITDA(利払い・税引き・減価償却・償却前利益)目標である約14億ドルの達成能力に対する不透明感の高まりがあると指摘。BofAは、株価が最近約20%反発して10ドル付近まで回復したものの、ファンダメンタルズ(基礎的条件)の悪化が、これまでの強気な見方を覆すのに十分であると判断した。

相次ぐ格下げと財務への懸念

BofAによる今回の格下げは単独の動きではない。ここ数週間、アナリストによる否定的な見直しが相次いでおり、数日前にはRBCキャピタルが目標株価を14ドルから11ドルに引き下げていた。

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これらの格下げは、O-Iグラスが抱える構造的な問題を反映している。具体的には、約48億ドルに上る長期負債を抱えた逼迫した財務状況、高水準のレバレッジ、そして改善の余地がほとんどないフリーキャッシュフローの見通しなどが懸念されている。2026年第1四半期決算で前年同期比で大幅に拡大した純損失と、予想を大きく下回ったEPS(1株当たり利益)は、投資家の間で同社の再建ストーリーに対する懐疑的な見方を強めている。

地政学リスクが市場の重荷に

当日の市場全体も逆風となった。トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過するイランの船舶に対する封鎖の再開を発表したことを受け、原油価格が急騰。エネルギーコストの上昇に敏感な素材・資本財セクターを中心に米国株は全面安となった。

S&P 500種株価指数が0.8%、ナスダック総合指数が1.6%下落するなど、市場全体がリスクオフムードに包まれたことも、O-Iグラスのようなエネルギー集約型の製造業にとって重荷となった。確信度の高いアナリストによる格下げ、悪化する業績ファンダメンタルズ、そして地政学リスクを背景とした市場全体の売りが重なり、同社株価への下押し圧力となっている。

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