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アジア株が急落、ハイテク株売りが波及 日経平均は調整局面に

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Jul 17, 20261 min read
アジア株が急落、ハイテク株売りが波及 日経平均は調整局面に

Summary

17日のアジア株式市場は、世界的なハイテク株売りの波を受け大幅に下落した。特に日本や台湾の株価指数は大きく下げ、日経平均株価は高値から10%以上下落する「調整局面」入りした。

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17日のアジア株式市場は、世界的なハイテク株の売りが加速したことを受け、全面安の展開となった。特に日本と台湾の株価指数は最大6%下落し、東京市場では日経平均株価が6月25日の最高値から10%以上下落する「調整局面」に入ったことが確認された。

世界的なハイテク株売りが波及

この急落の背景には、世界的な半導体関連株への売り圧力がある。GCIアセットマネジメントの池田隆昌氏は、日経平均が米国のフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)と高い相関性があることを指摘。「SOX指数の上昇ペースは持続不可能であり、調整は予想されていたが、市場の想定より早く起きている」と述べた。

ニューバーガー・バーマンの岡村桂氏も、売りがSKハイニックスやサムスン電子といった著名な銘柄から始まり、市場全体に広がったと分析。「『bloodbath(惨劇)』という言葉が的確なほど、全面的な売りだ」との見方を示した。

過熱感と金利上昇への警戒

市場関係者の間では、今回の下落は複数の要因が重なった結果と見られている。

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  • 利益確定の動き: AI関連銘柄の急騰に対する利益確定売りが、下落の一因となっている。オールスプリング・グローバル・インベストメンツのゲーリー・タン氏は、「AI関連の過熱した取引から、泡が弾けているようだ」と指摘する。
  • 金利上昇への懸念: 米連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派的な政策姿勢への転換が引き金になったとの見方もある。CMCマーケッツのクリストファー・フォーブス氏は、「世界は金利が上昇していくのを見ており、それが市場の売りにつながっている」と分析した。
  • レバレッジ解消: IGのファビエン・イップ氏は、AI関連株の上昇相場で信用取引を活用していた個人投資家によるレバレッジポジションの解消が、下落を増幅させている可能性を指摘している。

今後の見通しは不透明

今後の市場動向については、見方が分かれている。岩井コスモ証券の有沢正一氏は、AIや半導体企業を取り巻く事業環境や需要見通しに変化はないとし、これまでの急騰に対する反動との見方を示した。一方で、Zhu Liu Asset ManagementのWen Xunneng氏は「世界的なAIバブルが崩壊しつつある」と警鐘を鳴らす。

市場の焦点は、来週以降に発表される米国の主要ハイテク企業の決算に移っている。しんきんアセットマネジメントの藤原直樹氏は、アルファベットなどの決算で力強い見通しが示されれば、「株式市場は反発する可能性がある」と述べており、今後の企業業績が相場の方向性を占う上で重要な材料となりそうだ。

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