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メルセデス・ベンツ株が上昇、2026年度の業績見通しを維持

Summary
ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツは、2026年度の業績見通しを維持すると発表。競合他社が下方修正を行う中、投資家に安心感が広がり、同社の株価は火曜日に2.8%上昇した。
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ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(MBG)の株価は火曜日、同社が2026年度の業績見通しを再確認したことを受けて2.8%上昇した。競合他社から利益警告が相次ぐ中での見通し維持は、市場に安心感をもたらした。
業績見通しを据え置き
メルセデス・ベンツは、乗用車部門(Mercedes-Benz Cars)の2026年度における売上高利益率(ROS)の見通しを3%~5%に維持すると発表した。第1四半期の実績が4.1%であったことを踏まえ、第2四半期も「そのレンジ内」になるとの見方を示した。
この発表は、投資家が業績下方修正を警戒していた中で行われた。最近、競合のBMWが自動車部門の売上高利益率見通しの中央値を60%引き下げており、メルセデス・ベンツも追随するのではないかとの懸念が広がっていた。
アナリストの見方と今後の課題
Adシティのアナリストによると、メルセデス・ベンツは競合他社と比較していくつかの点で有利な立場にあるという。主な要因として以下の点が挙げられる。
- 中国事業へのエクスポージャーが、一部競合の連結ベース100%に対し50%と低いこと。
- 中国事業は2025年下半期と2026年第1四半期に既に減速しており、ある程度織り込み済みであること。
- 2026年度の中国事業に対し、当初から保守的な見通しを設定していたこと。
しかし、課題は依然として残る。中国での業績は想定を下回って推移しており、世界市場での販売台数もその不振を相殺するには至っていない。また、世界的な価格競争も激化している。
シティは「コスト削減がより強力な下支えとなるまで、メルセデス・ベンツ・グループの収益は引き続き圧迫されるだろう」とコメントしている。自動車セクターは、中国の需要低迷と世界的な価格圧力という逆風に直面している。