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IPグループ、英年金基金レイルペンによる6.3億ポンドの買収提案を拒否

Summary
英国の科学技術投資企業IPグループは、筆頭株主である年金基金レイルペンによる1株71.3ペンス、総額約6億3000万ポンドの修正買収提案を拒否した。取締役会は、同提案が企業価値と将来性を過小評価していると判断した。
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ロンドンを拠点とする科学技術投資企業IPグループは、英国の鉄道年金基金であるレイルペンから提示された修正買収提案を拒否したと月曜日に発表した。同社取締役会は、1株あたり71.3ペンスの提案が「IPグループとその将来性を過小評価している」との見解を示した。
提案の詳細
レイルペンによる提案は、IPグループを総額約6億3000万ポンド(約8億4500万ドル)と評価するものだった。提案の主な構成要素は以下の通りである。
- 1株あたり61ペンスの現金
- IPグループが保有するオックスフォード・ナノポア・テクノロジーズ社の全株式の比例配分(1株あたり10.3ペンス相当)
- 臨床段階のバイオテクノロジー企業メトセラへの投資に関連する、1株あたり最大11.3ペンスの条件付対価権(CVR)
条件付対価権(CVR)は、メトセラが2029年末までに特定の業績目標を達成した場合に支払われる成功報酬である。このCVRを含めると、買収総額は約7億3000万ポンドに達する可能性があった。CVRを除いた場合、提案価格は月曜日のIPグループの終値64.7ペンスに対し、約10.2%のプレミアムとなる。
Ad背景と今後の見通し
レイルペンは既にIPグループの発行済み株式の18.4%を保有する筆頭株主であり、340億ポンド以上の資産を運用している。今回の拒否について、レイルペンからのコメントは得られていない。
この動きを受け、英国の買収委員会はレイルペンに対し、期限を7日間延長した。これにより、レイルペンは7月27日までに確定的な買収提案を行うか、あるいは提案を撤回するかの判断を迫られることになる。市場関係者は、筆頭株主でもあるレイルペンが再度条件を見直して提案を行うか、あるいは断念するのか、その動向を注視している。