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インドONGC、新石油貯蔵施設の半分を戦略備蓄に割り当て

Summary
インドの国営石油天然ガス公社(ONGC)は、計画中の新たな石油貯蔵施設容量の半分を国の戦略的ニーズのために確保する。これは、エネルギー安全保障の強化を目指す政府の方針の一環である。
インドの国営石油天然ガス公社(ONGC)は、カルナータカ州マンガルルに新設予定の石油貯蔵施設について、その容量の半分を国の戦略石油備蓄(SPR)に割り当てる。スレシュ・ゴピ石油・天然ガス担当閣外相が月曜日に議員に対して明らかにした。
戦略石油備蓄(SPR)の拡充計画
ONGCは先月、マンガルルに175万トン(約1300万バレル)規模の原油貯蔵施設を建設する計画を発表した。この施設は、ONGCの子会社であるマンガロール石油精製石油化学(MRPL)が運営する日量30万バレルの製油所の近隣に建設される。
ゴピ氏の発言によると、この新施設の貯蔵能力の半分が、国のエネルギー安全保障を目的とした戦略的備蓄のために確保されることになる。これは、インド政府が進める民間部門の参画を通じたSPR能力増強策の一環である。
エネルギー安全保障と民間活力の導入
インド政府は、エネルギー供給の安定化と価格変動リスクの緩和を目的としてSPRの拡充を進めている。現在、政府所有のインド戦略石油備蓄会社(ISPRL)が管理する3カ所のSPR施設があり、その合計容量は533万トンに達する。現行の規制では、これらの既存施設の一部を商業利用することも許可されている。
今回のONGCの計画は、政府が民間企業のインフラを活用して、より効率的かつ迅速に備蓄能力を拡大しようとする方針を明確に示している。投資家にとって、これはインドのエネルギーインフラ分野における官民連携の新たな機会を示唆するものである。
Ad今後の備蓄増強計画
インドは現在、製油所のタンクやパイプライン網の在庫を含め、石油の純輸入必要量の74日分に相当する原油および石油製品を備蓄できる能力を持つ。政府は今後、民間企業と協力し、さらなる備蓄能力の増強を計画している。
具体的には、以下のプロジェクトが進行中である。
- オリッサ州チャンディコール:約400万トンのSPR新設
- 南部パドゥール:250万トンのSPR新設
ゴピ氏によれば、ISPRLはチャンディコール・プロジェクトの用地を取得済みで、推定事業費は900億インドルピー(約9億4444万ドル)に上るという。