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マッコーリー、韓国電力設備株トップ4を選定 暁星重工業を最上位に

Summary
マッコーリー証券は、高圧変圧器とデータセンターインフラの需要拡大を背景に、韓国の電力設備関連株の投資判断を更新した。暁星重工業を最上位評価とし、HD現代エレクトリックなども高い成長性を持つと分析している。
マッコーリー証券は、韓国の電力設備セクターに関する最新の分析で、投資先として有望な4銘柄を選定した。高圧変圧器の需要とデータセンターインフラの増強が、関連企業の受注モメンタムを加速させていると指摘している。
選定背景と市場環境
マッコーリーによると、電力設備セクターの成長は、主に2つの要因によって牽引されている。一つは、人工知能(AI)の普及に伴うデータセンターの建設ラッシュであり、もう一つは既存の送電網を近代化するための高圧変圧器に対する根強い需要だ。この市場環境が、特に大手メーカーの受注残高と収益見通しを押し上げている。
同証券は、調査対象4銘柄のうち3銘柄を「アウトパフォーム」、1銘柄を「中立」と評価し、各社の強みと課題を分析している。
銘柄別評価
マッコーリーが選定した4銘柄の評価は以下の通り。
1. 暁星重工業 (Hyosung Heavy Industries)
マッコーリーは暁星重工業をセクター内の最上位評価(トップピック)とした。優れた収益見通し、765kV変圧器の受注モメンタム加速、利益率の拡大を評価の理由に挙げている。
- 投資判断: アウトパフォーム (継続)
- 目標株価: 470万ウォン (76%の上昇余地を示唆)
- 注目点: 上半期の受注高は通期ガイダンスの約76%に達する見込み。セクター内で最も力強い受注の伸びにもかかわらず、株価は国際的な競合他社に比べて割安な水準にあると指摘。
2. HD現代エレクトリック (HD Hyundai Electric)
Ad第2位に選定されたHD現代エレクトリックも、力強い成長が期待される。765kV変圧器の需要、アラバマ州の新工場稼働、大規模データセンター事業者(ハイパースケーラー)との新規契約が成長を後押しすると見られている。
- 投資判断: アウトパフォーム (継続)
- 目標株価: 160万ウォン (102%の上昇余地を示唆)
- 注目点: 2026年度の受注ガイダンスを23%上方修正。これは2021年以来で初の2桁成長ガイダンスとなる。
3. 三一電機 (Sanil Electric)
三一電機も「アウトパフォーム」評価を維持したが、目標株価は引き下げられた。セクター全体の株価評価の圧縮が主な理由だ。一方で、米国のデータセンター向け事業の拡大、特にBloom Energyとの関係を通じた成長に期待がかかる。
- 投資判断: アウトパフォーム (継続)
- 目標株価: 27万ウォン (16%引き下げ)
- 注目点: 再生可能エネルギー向けの特殊変圧器は引き続き好調だが、送電網事業は依然として課題が残る。
4. LSエレクトリック (LS Electric)
LSエレクトリックは、投資判断が「アンダーパフォーム」から「中立」へと引き上げられた。最近の株価調整で下値リスクの多くが織り込まれたこと、予想を上回る力強い受注モメンタムが格上げの背景にある。
- 投資判断: 中立 (格上げ)
- 目標株価: 17万ウォン (9%の下落余地を示唆)
- 注目点: マッコーリーは、利益率拡大の明確な証拠が見られるまでは、より強気な見方には慎重な姿勢を崩していない。