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金価格、4400ドルに迫る 米利下げ期待と原油リスクが交錯

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Aug 17, 20261 min read
金価格、4400ドルに迫る 米利下げ期待と原油リスクが交錯

Summary

月曜日の金価格は、米経済指標の軟化を受けて利上げ観測が後退したことで上昇。一方、中東の地政学的リスクが原油価格の不確実性を高めており、市場はFRBの金融政策の方向性を見極めるため、今週のFOMC議事要旨に注目している。

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月曜日の金相場は、米国の弱い経済指標が連邦準備制度理事会(FRB)による利上げへの圧力を和らげるとの見方から上昇した。一方、中東情勢の緊迫化がもたらす原油価格の変動リスクがインフレ懸念を燻らせており、投資家は今週後半に発表される金融政策会合の議事要旨を注視している。

東部標準時午後9時12分(グリニッジ標準時午前1時12分)時点で、金現物(XAU/USD)は0.7%高の1オンス=4,408.12ドルで取引された。金先物は0.6%高の4,464.30ドルとなった。

米経済指標の軟化で利上げ観測後退

金価格は前週、約1%上昇して取引を終えたが、その背景には米国の経済指標の軟化がある。最近発表された米国の消費者信頼感指数は3ヶ月ぶりに低下し、小売売上高は過去1年以上で最大の月間下落率を記録した。

これらのデータは、FRBが性急な金融引き締めに動くとの懸念を和らげる材料となった。金利を生まない資産である金にとって、金利の上昇観測の後退は追い風となる。ドル指数が0.1%下落し99.54近辺で推移したことも、ドル建てで取引される金の価格を支えた。

ホルムズ海峡の緊張がインフレリスクに

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しかし、インフレリスクが完全に払拭されたわけではない。先週後半、戦略的に重要なホルムズ海峡で複数の船舶が攻撃を受けたと報じられており、地政学的な緊張が世界のエネルギー供給見通しを不安定にしている。

原油価格が再び上昇すれば、インフレが再燃し、FRBが金融緩和へとかじを切ることが難しくなる可能性がある。これは、金融引き締めが長期化するとの懸念を通じて、金価格の上値を抑える要因となり得る。

市場の注目はFOMC議事要旨へ

投資家の次の注目材料は、水曜日に公表が予定されている7月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨だ。市場参加者は、政策担当者らの今後の金利見通しに関する議論の詳細から、金融政策の方向性を探ろうとしている。

ANZのアナリストは、短期的には根強いインフレとFRBの据え置き姿勢が金の圧迫要因となるものの、その後エネルギーショックによる景気減速、最終的には金融緩和が金の支援材料になるとの3段階の展開を予想。同行は、各国中央銀行による外貨準備の多様化需要も続くとみており、金価格は年末までに1オンス=5,200ドルに向かって上昇するとの見通しを示している。

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