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金価格は小反落、ドル安がFRBの利上げ懸念を相殺

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Sep 9, 20261 min read
金価格は小反落、ドル安がFRBの利上げ懸念を相殺

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金価格は火曜日の取引で小幅に下落した。米ドル安が下支え要因となったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの警戒感が上値を抑える展開となった。

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金価格は火曜日の取引で小幅に下落した。米ドル安が金価格を支える一方で、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの根強い懸念が上値を抑え、投資家は今週後半に発表される米国のインフレ指標を注視している。

市場概況

Investing.comによると、米国東部時間午前7時57分(日本時間午後8時57分)時点で、金現物(XAU/USD)は0.1%安、金先物は0.6%安で取引された。一方、ドルインデックスは小幅に下落し98.93近辺で推移した。

金価格は前週に大幅下落した後、比較的狭いレンジでの取引が続いている。7月に付けた安値からの反発後、方向感に乏しい展開となっている。

ドル安と利上げ観測の綱引き

この日の金価格を下支えしたのは、ドル安の進行だ。市場では日本銀行が金利を引き上げるとの観測が強まっており、円が対ドルで上昇。これがドル全体を押し下げ、ドル建てで取引される金にとって割安感を生じさせた。

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しかし、その一方でFRBの金融引き締めへの警戒感が重しとなっている。先週発表された好調な非農業部門雇用者数報告を受け、市場ではFRBが来週の会合で利上げを実施する確率を約60%と織り込んでいる。

今週後半に発表される米国の消費者物価指数(CPI)が、今後の金融政策の方向性を占う上で重要な判断材料となるため、市場の注目が集中している。

専門家の見方とその他の要因

IGのシニア市場アナリスト、トニー・サイカモア氏は、金曜日の力強い雇用統計とエネルギー価格の上昇が金価格を圧迫したと指摘。これらの要因が米国債利回りを押し上げ、金への新たな下押し圧力になるとの見方を示した。

また、ホルムズ海峡を巡る地政学的緊張の高まりが原油価格を押し上げ、ブレント原油は1バレル100ドルに迫っており、インフレ再燃リスクも意識されている。一方で、中国人民銀行(中央銀行)による継続的な金購入は、価格の下支え要因として機能している。同行の8月の金購入量は、2023年に入ってから月間で最高水準に達したと報告されている。

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