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米インフレ高止まりと原油高で金が下落、FRB利上げ観測が重し

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Sep 14, 20261 min read
米インフレ高止まりと原油高で金が下落、FRB利上げ観測が重し

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予想を上回る米国のインフレ指標と原油価格の高騰を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による今週の利上げ観測が強まり、金価格が下落した。

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月曜日の取引で金価格が下落した。先週発表された米国の8月のインフレ指標が市場予想を上回ったことで、今週開催される連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が一段と高まったことが背景にある。

FRBの利上げ観測が金利を圧迫

先週発表された8月の米消費者物価指数(CPI)では、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比で0.3%上昇し、インフレの根強さを示した。これを受け、市場では今週のFOMCで利上げが決定される確率を約88%と織り込んでいる。

金利の上昇は、利息を生まない資産である金の保有に伴う機会費用を増加させるため、通常は金価格の重しとなる。外国為替市場ではドル指数が0.1%上昇しており、ドル建てで取引される金にとって割高感をもたらしていることも、価格を押し下げる要因となっている。Investing.comによると、金スポット価格(XAU/USD)は0.3%下落し、金先物は0.7%下落した。

原油高がインフレ懸念を増幅

インフレ見通しをさらに複雑にしているのが、中東情勢の緊迫化を背景とした原油価格の急騰だ。ブレント原油先物は先週約9%上昇し、1バレルあたり107ドルに迫っている。エネルギー価格の上昇はインフレ圧力を高め、FRBが金融引き締めスタンスを維持するとの見方を補強する材料となる。

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ホルムズ海峡を経由する輸送レーン確保のために月曜日に予定されていたイランと湾岸諸国の会合が延期されたことも、エネルギー市場の不確実性を高めている。

長期的には安全資産としての魅力も

短期的な金融引き締めの逆風にもかかわらず、一部には長期的な強気見通しも存在する。ANZ銀行は、地政学的リスクの高まりがインフレを押し上げている現状は、むしろ金の安全資産としての魅力を維持する要因になると分析している。

ANZは、FRBが2027年3月までに25ベーシスポイントの利上げを3回実施すると予想する一方で、金価格の12カ月目標を1オンスあたり5,400ドルに据え置いた。また、金ETF(上場投資信託)への資金流入や、中国・インドでの旺盛な需要も、金市場を下支えする要因として挙げられている。

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