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欧州小麦先物、横ばい フランスの減産見通しを黒海情勢の緊張緩和が相殺

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Jul 20, 20261 min read
欧州小麦先物、横ばい フランスの減産見通しを黒海情勢の緊張緩和が相殺

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月曜日のパリ市場で欧州小麦先物は横ばいで引けた。ロシア・ウクライナ間の攻撃激化への懸念が後退したことが、EU最大の生産国フランスでの減産見通しという弱材料を打ち消した。

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月曜日のパリ市場における欧州小麦先物は、強弱材料が交錯する中、ほぼ横ばいで取引を終えた。黒海地域における穀物輸送インフラへの攻撃を巡る懸念が後退したことが、フランスの作柄悪化という弱材料を相殺した。

黒海情勢の緊張緩和が下支え

パリを拠点とするユーロネクスト取引所で、ベンチマークである9月渡しの製粉用小麦は、日中取引を前日比変わらずの1トン=234.75ユーロ(267.97ドル)で終えた。先週は、ロシアとウクライナが互いの穀物輸送や港湾施設への攻撃を繰り返したことを受け、黒海からの小麦輸出が滞るのではないかとの懸念から、同契約は8.4%急騰していた。

市場関係者によると、月曜日の価格が安定したのは、両国間の攻撃がさらにエスカレートすることへの過度な警戒感が和らいだためとみられる。これまで両国は、紛争中も穀物インフラへの直接的な攻撃は概ね避けてきた経緯がある。

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フランスの生産量見通しは下方修正

一方で、相場の上値を抑える要因も浮上した。Argus Mediaが月曜日に発表した予測によると、欧州連合(EU)最大の小麦生産国であるフランスの2026年の普通小麦収穫量は、前年比7.6%減の3080万トンに落ち込む見通しだ。

この下方修正は、生育期における乾燥と猛暑が作柄に悪影響を及ぼしたことが原因。主要生産国での供給減は本来、価格の押し上げ要因となるが、この日は黒海情勢の沈静化がより強く意識された形となった。投資家は今後も、黒海地域の地政学的リスクと欧州の天候状況を注視していくことになる。

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