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エレクトラ・セラピューティクス、米IPOで時価総額最大9.7億ドルを目指す

Summary
医薬品開発のエレクトラ・セラピューティクスが米国での新規株式公開(IPO)を申請しました。最大で約3億4670万ドルを調達し、評価額は最大9億7760万ドルに達する見込みです。
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Background
医薬品開発を手掛けるエレクトラ・セラピューティクスは、米国での新規株式公開(IPO)において、最大で9億7760万ドルの評価額を目指していることが月曜日に提出された申請書類で明らかになりました。バイオテクノロジー企業のIPO市場が回復基調にある中での動きとなります。
IPOの概要
カリフォルニア州サウスサンフランシスコに拠点を置く同社は、約2167万株の株式を1株あたり14ドルから16ドルの価格帯で公開し、最大で3億4670万ドルの調達を目指します。株式はナスダック市場にティッカーシンボル「ETRA」で上場する予定です。
今回のIPOにおける主幹事は、ジェフリーズ、TDコーウェン、エバーコアISI、キャンターが務めます。
資金使途と開発パイプライン
エレクトラ・セラピューティクスは、免疫疾患やがんを対象としたシグナル制御タンパク質を標的とする治療薬を開発する、後期臨床開発段階のバイオ企業です。IPOで調達した資金は、主に以下の目的で使用される計画です。
Ad- 主要開発品「ipsoprubart」の臨床試験推進
- 2番目の候補薬「ELA822」の開発促進
- 運転資金およびその他企業活動
主要開発品であるipsoprubartは、免疫系が危険なほど過剰に活性化する重篤な疾患「二次性血球貪食性リンパ組織球症(sHLH)」に関与する有害な免疫細胞を標的としています。現在、承認申請を目的とした国際共同治験が進行中です。
市場の背景
マクロ経済の不確実性や市場の変動性を背景に、例年活発になる秋のIPO市場は昨年と比べて低調な滑り出しとなっています。しかし、その中でもバイオテクノロジー分野のIPOは全体的に回復傾向を見せており、今回のエレクトラのIPOもその流れを汲むものとして注目されます。