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米国株反落、ダウ平均は1カ月ぶり安値 通信株の下げが重し

Summary
9日の米国株式市場は主要3指数がそろって下落。ダウ工業株30種平均は0.77%安と1カ月ぶりの安値を付け、通信や一般消費財セクターの不振が市場の重しとなった。
9日の米国株式市場は主要3指数がそろって下落して取引を終えた。通信、一般消費財、資本財セクターの下げが主導し、ダウ工業株30種平均は0.77%安と続落、約1カ月ぶりの安値水準に沈んだ。
市場概況
水曜日の取引では、S&P 500種指数が0.48%安、ハイテク株中心のナスダック総合指数が0.64%安となり、市場全体で売りが優勢だった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値下がり銘柄数が2010に対し値上がりは694と、地合いの悪さを示した。
市場の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX)は4.71%上昇し16.46と、こちらも1カ月ぶりの高水準を付け、投資家心理の悪化を示唆した。
セクター・個別銘柄の動向
セクター別では通信サービスの不振が特に目立ち、チャーター・コミュニケーションズ(NASDAQ:CHTR)が8.13%安、コムキャスト(NASDAQ:CMCSA)が6.65%安と大幅に下落した。ダウ平均の構成銘柄では、ボーイング(NYSE:BA)が2.05%安、プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)が2.02%安となり、指数を押し下げた。
Ad一方、一部の銘柄は逆行高を演じた。ダウ構成銘柄のIBM(NYSE:IBM)は3.38%高と上昇。S&P 500種指数ではメタ・プラットフォームズ(NASDAQ:META)が6.55%高と大きく値を上げ、市場の数少ない明るい材料となった。
関連市場の動向
商品市場では、原油価格が大幅に上昇した。WTI原油先物10月限は3.92%高の1バレル=96.69ドル、ブレント原油先物11月限は3.77%高の101.61ドルで取引を終えた。金先物は小幅に上昇した。
為替市場では、ドル円相場が0.23%下落し1ドル=153.61円となった。主要6通貨に対するドルの強弱を示すドル指数は0.02%高の98.80と、ほぼ横ばいで推移した。