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銅価格、1トン1万5000ドルに迫る トランプ政権の関税巡る不透明感が押し上げ

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Sep 9, 20261 min read
銅価格、1トン1万5000ドルに迫る トランプ政権の関税巡る不透明感が押し上げ

Summary

ロンドン金属取引所(LME)の銅価格が史上最高値を更新し、1トン1万5000ドルの大台に迫っている。トランプ米政権が検討する輸入関税を巡る不透明感が投機的な買いを呼び、在庫の米国への一極集中を招いている。

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ロンドン金属取引所(LME)の銅価格が4営業日続伸し、史上最高値となる1トン1万4779ドルを記録した。市場では、トランプ米政権による輸入関税政策の先行き不透明感と、近く発表される米経済指標を背景に、今週中にも史上初となる1万5000ドルの大台に達するとの見方が強まっている。

価格高騰の背景

価格上昇の主な要因は、米国が検討している精錬銅に対する輸入関税を巡る不透明感だ。報道によると、米国は2027年から15%、2028年には30%の関税を課す案を提示しているが、この計画はまだ正式に決定も否定もされていない。

この不確実性が投機的な資金流入を招いている。パンミュア・リベラムのアナリスト、トム・プライス氏は「トランプ氏の関税政策が引き起こす混乱の中で、銅価格が今週1万5000ドルに達する可能性は十分にある。これほど大規模な投機資金が一つのテーマに流入している時、どんな大きな数字も目標になり得る」と指摘する。

在庫の偏在と市場への影響

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関税導入への思惑から、銅が米国のCOMEX認定倉庫へ大量に流入しており、世界的な在庫の偏りが顕著になっている。その結果、LMEと世界最大の金属消費国である中国の上海先物取引所(SHFE)の銅在庫は減少し続けている。

  • COMEX在庫: 過去最高となる69万5624トンに達した。
  • LME・SHFE合計在庫: 約30万トン強と、COMEXの半分以下に留まっている。

この在庫格差により裁定取引の機会が生まれ、米国への銅輸入の勢いをさらに後押ししている。投資家は、関税に関する米政権からの正式な発表を注視している。

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