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ブラックストーン、公正価値で22.6%の上昇余地 プライベートエクイティ銘柄で筆頭との分析

Summary
Investing.comの分析によると、年初来で大きく下落しているオルタナティブ資産運用セクターにおいて、ブラックストーンが22.6%という最も高い公正価値上昇余地を持つ銘柄として注目されている。
Investing.comの分析によれば、大手プライベートエクイティ企業ブラックストーン(BX)は、現在アンダーパフォームしているオルタナティブ資産運用セクターの中で、最も魅力的な投資機会を提供する可能性がある。同社の株価は、公正価値に基づくと22.6%の上昇余地があると試算されている。
割安感が広がるセクター
オルタナティブ資産運用セクター全体は、年初来で約29%下落しており、予想株価収益率(PER)は過去5年平均の20倍に対し約12倍で取引されている。これは、約40%もの評価割引が放置されていることを示唆している。
同分析は、ブラックストーン、アレス・マネジメント(ARES)、KKR(KKR)、アポロ・グローバル・マネジメント(APO)の大手4社を比較。その中でブラックストーンは、124.84ドルの株価に対し、公正価値が153.09ドルと算出され、最も高い上昇ポテンシャルを持つと評価された。
ブラックストーンの強みと懸念材料
ブラックストーンの強気見通しは、いくつかの構造的な追い風に支えられている。AIインフラへの投資拡大、ディール活動の周期的な回復期待、そして個人富裕層向けチャネルの成長が主な要因として挙げられる。同社の主な強みは以下の通りである。
Ad- 公正価値上昇余地: +22.6%
- 予想PER: 12.8倍
- 配当利回り: 3.8%
- 自己資本利益率(ROE): 37.4%
一方で、投資家が注意すべき懸念材料も存在する。商業用不動産市場の低迷が予想以上に長引くリスク、市場全体が下落する局面でより大きな影響を受けやすい高いベータ値(1.58)、そして将来の収益回復を前提とした投資シナリオなどが挙げられる。バークレイズが同社株を「Equal Weight(中立)」と評価しているように、全ての市場関係者が短期的な回復に楽観的なわけではない。
注目すべき対抗馬アレス・マネジメント
同分析では、アレス・マネジメント(ARES)も注目すべき企業として挙げられている。同社はグループ内で最も高い4.5%の配当利回りを誇り、クレジット投資に重点を置いた事業モデルを持つ。公正価値に基づく上昇余地は15.7%と試算されており、インカム重視の投資家にとって魅力的な選択肢となり得ると指摘されている。