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ブラックロック、運用資産が過去最高の15兆ドル超え 第2四半期決算が市場予想上回る

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Jul 15, 20261 min read
ブラックロック、運用資産が過去最高の15兆ドル超え 第2四半期決算が市場予想上回る

Summary

世界最大の資産運用会社ブラックロックの第2四半期決算は、好調な株式市場とETFへの旺盛な資金流入を背景に、運用資産残高が過去最高の15兆3400億ドルに達し、利益も市場予想を上回った。

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世界最大の資産運用会社である米ブラックロックが15日に発表した第2四半期決算は、株式市場の活況と上場投資信託(ETF)への旺盛な資金流入を追い風に、運用資産残高(AUM)が過去最高の15兆3400億ドルに達した。調整後利益も市場予想を上回り、同社の株価は時間外取引で上昇した。

予想を上回る業績

6月30日を末日とする第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は13.91ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想の12.59ドルを上回った。AUMは前年同期の12兆5300億ドル、前四半期の13兆8900億ドルからそれぞれ増加し、過去最高を更新した。

当四半期の純資金流入額は1920億ドルに達し、前年同期の680億ドルから大幅に増加した。内訳は以下の通り。

  • 株式商品: 716億ドル
  • 債券商品: 920億ドル

好調な業績を受け、同社は2026年の自社株買い計画を従来の18億ドルから20億ドルに引き上げた。

市場の追い風とETFの好調

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第2四半期は、企業業績への楽観的な見方から主要株価指数が上昇したことが、ブラックロックの業績を後押しした。米国の代表的な株価指数であるS&P500種指数は、同四半期に15%上昇し、これが既存資産の価値を押し上げる大きな要因となった。

資金流入の主な牽引役は、同社の中核事業である「iシェアーズ」ブランドのETFだった。ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は声明で、「市場のファンダメンタルズは力強く、十分に下支えされている。世界中の顧客との関係の規模と深さは、かつてないほど強固になっている」と述べた。

プライベート市場への戦略的シフト

ブラックロックは近年、ETFに比べて手数料収益率の高いプライベート市場(オルタナティブ資産)への進出を強化している。同社はインフラ投資会社のグローバル・インフラストラクチャー・パートナーズ(GIP)やプライベート・クレジット会社のHPSインベストメント・パートナーズなどを買収し、同分野での事業を急拡大させている。

一方で、プライベート・クレジット市場は融資基準などを巡る懸念から監視が強まっている。同社のファンド「HPS Corporate Lending Fund (HLEND)」では、投資家から13.3%の解約請求があったが、同社は四半期ごとの解約上限である5%を維持した。当四半期のプライベート市場全体の純資金流入額は154億ドルで、そのうちプライベート・クレジットが60億ドル、インフラが52億ドルを占めた。

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