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伊BFF銀行、サーベラスからの出資提案を検討 事業売却も視野=報道

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イタリアのBFF銀行が、米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントによる株式取得を通じた資本注入案を検討していることが分かった。ブルームバーグが関係者の話として報じたもので、同行は規制当局からの圧力に対応するため、事業売却など複数の選択肢を協議している。
サーベラスによる資本注入案
報道によると、サーベラスはBFF銀行に対し、非拘束的な提案を提示した。内容は、BFF銀行が実施する約3億ユーロ(約3億5000万ドル)の増資の一部をサーベラスが引き受け、出資比率を30%未満に抑えるというもの。イタリアの規制では、出資比率が30%を超えると義務的な株式公開買付け(TOB)が必要となるため、これを回避する狙いがあるとみられる。
この提案は、先週開催されたBFF銀行の取締役会で協議された複数の選択肢の一つだという。
事業売却も選択肢に
資本強化策の一環として、BFF銀行は事業の一部売却も検討している。関係者によると、複数の企業から予備的な提案を受けている模様だ。
Ad- BPER Banca: 決済・預託銀行事業の買収を提案。この提案におけるBFF銀行全体の評価額は、現在の時価総額(金曜日時点で約6億ユーロ)とほぼ同水準とされている。
- AMCO: 国営資産運用会社のAMCOは、ファクタリング事業に関心を示している。
- Sella Group: 同じく決済事業に関心を示している。
規制当局からの圧力と背景
BFF銀行は現在、イタリア銀行(中央銀行)から厳しい監視下に置かれている。中銀は今年、BFF銀行の融資ポートフォリオにおける信用エクスポージャーの取り扱いについて再評価を命じ、取締役会を支援するために2名の担当者を派遣した。
規制当局は、BFF銀行が対策を講じなければ2028年にも自己資本が不足する可能性があると指摘し、資本基盤の強化策を特定するよう求めている。今回のサーベラスからの出資提案や事業売却の検討は、こうした規制上の要請に対応するための動きである。