
円、7月以来の大幅高へ アジア通貨も上昇 米利上げ観測後退で
日本円が7月下旬以来の大幅な週足上昇を記録する見通しとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のハト派的な発言を受けて利上げ観測が後退し、ドルが下落したことが背景にある。

日本円が7月下旬以来の大幅な週足上昇を記録する見通しとなった。米連邦準備制度理事会(FRB)高官のハト派的な発言を受けて利上げ観測が後退し、ドルが下落したことが背景にある。

ドル安と金価格の上昇を背景に、南アフリカランドが対ドルで上昇した。市場の焦点は、米連邦準備理事会(FRB)の政策方向性を示す米雇用統計に移っている。

カナダ銀行(中央銀行)が政策金利を据え置く一方、インフレリスクの高まりに言及したことを受け、カナダドルが対米ドルで1週間超ぶりの高値を付けた。

日銀審議委員のタカ派発言を受けて追加利上げ観測が強まり、円が対ドルで急騰。米国の経済指標悪化とFRB高官発言でドルは主要通貨に対し全面安となった。

人民元が対米ドルで3年半ぶりの高値を更新し、心理的節目である1ドル=6.72元を突破した。しかし、中国人民銀行は市場予想より大幅な元安水準の基準値を設定するなど、元高のペースを抑制する姿勢を強めている。

海外の主要な機関投資家によるドル資産への為替ヘッジ比率が過去最低の41%に低下し、市場心理が変化した場合に最大2300億ドル規模のドル売り圧力が生じる可能性が指摘されている。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数は8月、米財務省による国債買い入れ拡大を背景に2ヶ月連続で下落した。FRBのタカ派姿勢が下値を支える一方、市場ではドル安政策への憶測が広がり、今後の経済指標が焦点となっている。

世界的な国債の売り浴びせが一服し、欧州やオーストラリアの主要国債利回りが数年ぶりの高水準から低下した。米国の弱い労働市場データやFRB高官のハト派的な発言が、追加利上げ観測を後退させた。

3日の外国為替市場で英ポンドが対ドルで上昇した。ドル円相場の急落をきっかけとしたドル全面安と、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測の後退が主な要因となった。