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「軌道上の不動産」をめぐる競争が激化、アマゾンとロケット・ラボがFCC採決を前に動く

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Jul 8, 20261 min read
「軌道上の不動産」をめぐる競争が激化、アマゾンとロケット・ラボがFCC採決を前に動く

Summary

アマゾンが衛星ブロードバンドの初期サービス開始に必要な衛星数に達し、ロケット・ラボはイリジウム買収を報じられるなど、低軌道における競争が激化している。米国連邦通信委員会(FCC)によるライセンスプロセスの変更案採決を控え、各社は軌道上の有利な位置を確保しようと急いでいる。

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アマゾンは、同社の低軌道衛星コンステレーションが396基に達し、初期ブロードバンドサービスの提供開始に必要な数を確保した。これにより、すでに1万基以上の衛星を運用し市場で先行するスペースX社の「スターリンク」との直接的な競争が本格化する。アマゾンはさらに、競合のグローバルスター買収も検討していると報じられている。

一方、ロケット・ラボも大きな動きを見せている。同社がイリジウム・コミュニケーションズを80億ドルで買収すると報じられた。この買収が実現すれば、ロケット・ラボの打ち上げ能力と、イリジウムが持つ既存の66基の衛星網および極軌道における独自の通信カバレッジが統合されることになる。

これらの動きの背景には、低軌道のスロット(位置)と無線周波数スペクトルが有限な資源であるという現実がある。先に衛星を配置して運用を開始した企業が規制上・競争上の優位性を得やすく、「土地の奪い合い」に似た状況が生まれている。先行するスターリンクに対し、アマゾンやロケット・ラボとイリジウムの連合が有力な対抗馬として浮上している。

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この競争は、米国連邦通信委員会(FCC)が7月22日に予定している衛星ライセンスプロセスの見直しに関する採決によって、さらに加速する可能性がある。申請処理を迅速化する「ライセンス組立ライン」の導入が提案されており、これが承認されれば新規参入企業が規模を拡大しやすくなる一方、既存事業者の優位性が揺らぐ可能性もある。採決の結果が、今後の宇宙開発競争の行方を大きく左右すると見られている。

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