Story
米国株は反発して寄り付き、原油安とFRBの利上げ決定を好感

Summary
17日の米国株式市場は主要3指数がそろって上昇して始まった。原油価格の下落によるインフレ懸念の後退と、FRBの利上げ決定がインフレ抑制への明確な姿勢として好感された。
Text size
Background
17日の米国株式市場は、主要株価指数がそろって上昇して取引を開始した。原油価格の下落がインフレ懸念を和らげたことに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げがインフレ抑制への断固たる姿勢として投資家に安心感を与えた。
主要指数の動向
寄り付きのダウ工業株30種平均は前日比420.6ポイント(0.82%)高の51,882.53ドルで始まった。S&P500種株価指数は79.6ポイント(1.05%)高の7,631.44、ハイテク株中心のナスダック総合指数は399.4ポイント(1.54%)高の26,377.864と、いずれも堅調な滑り出しとなった。
市場の背景
Adこの日の株価上昇の主な要因は2つある。第一に、原油価格が下落したことで、エネルギーコストの上昇がインフレを加速させるとの懸念が後退した。これは企業収益や個人消費にとって追い風となる。
第二に、FRBがウォルシュ新議長の下で初の利上げに踏み切ったことが挙げられる。市場はこれを、FRBがインフレ抑制に真剣に取り組んでいる証拠と受け止めた。利上げは通常、株式市場の重荷となるが、今回は政策の方向性が明確になったことによる安心感が先行した形だ。