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UBS、銅の強気見通しを維持 2026年の供給不足を予測

Summary
UBSは、銅市場が2026年に大幅な供給不足に陥ると予測し、強気の見通しを維持した。短期的な価格変動はあるものの、ファンダメンタルズを背景に押し目での買いを推奨している。
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スイスの金融大手UBSは、最近の価格変動にもかかわらず銅に対する強気な見通しを維持している。同行は2026年に大幅な供給不足が発生すると予測しており、これが銅のロング・ポジション(買い持ち)を支えるとの見方を示した。
2026年に52万トンの供給不足を予測
UBSの分析によると、銅市場は2026年に52万トンの大幅な供給不足に陥る見通しだ。この需給ファンダメンタルズの逼迫が、短期的な逆風にもかかわらず銅価格を中長期的に下支えする主な要因とみられている。
こうした見通しに基づき、UBSは投資家に対し、特に価格が下落した局面(押し目)での銅へのロング・エクスポージャーを推奨している。また、代替戦略として、利回りを高めるために銅価格の下値リスクを売ることも提案している。
短期的な市場の動向と不透明要因
ロンドン金属取引所(LME)の銅価格は、最近の上昇分の一部を失ったものの、1トンあたり13,000ドルを上回る水準で推移している。短期的な市場の不透明要因となっているのが、米国による通商拡大法232条に基づく銅への関税の動向だ。
AdUBSによると、この関税を巡る不確実性が米国のCOMEX市場への銅の流入を促しており、米国外の在庫動態に影響を与えているという。しかし、こうした短期的な動きは、需給の根本的な見通しを変えるものではないとしている。
今後の注目材料
今後の銅市場を占う上で、市場関係者は2つの重要な動向に注目している。
- 米国の関税問題: 通商拡大法232条に基づく銅関税に関する最終決定が、今後の需給に影響を与える可能性がある。
- コブレ・パナマ銅鉱山: 年後半に予定されている同鉱山の操業に関する決定が、世界の供給見通しを左右する重要な要素となる。