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TSX先物下落、中東情勢の緊迫化で原油は上昇、金は下落

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中東情勢の緊迫化を受け、カナダの主要株価指数先物が下落しました。地政学的リスクの高まりから原油価格が急騰する一方、米国の利上げ観測が強まり金価格は下落しています。
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水曜日、カナダの資源株を多く含む主要株価指数の先物が下落しました。トランプ米大統領がイランとの和平合意に疑問を呈したことを受け、中東情勢の緊迫化が再燃したことが背景にあります。東部時間午前6時28分時点で、S&P/TSX 60種指数の標準先物契約は1.2%下落しました。
この動きは、トランプ大統領がイランとの暫定和平合意について「終わった」と発言したことに端を発しています。これに先立ち、イラン軍がクウェートとバーレーンにある米軍拠点を攻撃したと発表しており、投資家の間ではすでに懸念が広がっていました。
紛争の激化は原油価格を急騰させ、エネルギー主導のインフレが米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を複雑化させる可能性があるとの懸念が再燃しています。世界の指標であるブレント原油先物は5.2%上昇して1バレル78.01ドル、米国産WTI原油先物は5.1%上昇して74.00ドルとなりました。
Ad一方で、金価格は下落しました。インフレ懸念の高まりに対し、FRBが利上げで対応するとの観測が市場で強まっているためです。金利の上昇は、利息を生まない資産である金の魅力を投資家にとって低下させます。金スポット価格は1.3%下落し、1オンス4,053.49ドルとなりました。
市場関係者は、今後の金融政策の手がかりを得るため、水曜日遅くに公表されるFRBの6月会合の議事要旨に注目しています。FRBはこの会合で政策金利を据え置いていましたが、一部のメンバーからは2026年中の利上げが予測されていました。