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トランプ氏、イランとの戦争は米中間選挙後に終結と発言 核関連施設への攻撃も示唆

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トランプ米大統領は、11月の米中間選挙後にイランとの戦争は終結するとの見通しを示した。一方、ホルムズ海峡での緊張激化を受け、イランの核関連施設への攻撃も辞さない構えを見せており、原油価格は100ドル超えで推移している。
ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの戦争が11月の米中間選挙直後に終結するとの見方を示した。ロイター通信が報じた。中東での報復攻撃の応酬が激化し、原油供給への懸念が高まる中、大統領はイランの核開発関連施設への攻撃も改めて示唆した。
大統領の発言と政権内の見方
トランプ大統領は9日、記者団に対し「選挙直後に戦争は終わると思う。彼ら(イラン)はもう持ちこたえられないからだ。選挙に影響を与えようと必死なのだ」と述べ、イランが選挙への影響を狙っていると主張した。
さらに大統領は、共和党の中間選挙に向けた党大会での演説で、イランのナタンズ・ウラン濃縮施設近郊にある地下トンネル複合施設「ピッケルマウンテン」への攻撃の可能性に言及。「ピッケルマウンテンで若干の動きが見られる。軽率な行動は慎むよう忠告する。さもなければ、我々は非常に厳しい攻撃をせざるを得なくなるだろう」と警告した。
一方でウォール・ストリート・ジャーナル紙は、JD・ヴァンス副大統領やマルコ・ルビオ国務長官を含むホワイトハウス高官が、この紛争は2029年1月に終わる大統領の任期末まで続く可能性があると非公式に警告したと報じた。ロイター通信はこの報道を直ちに確認できていないとしている。
Ad市場への影響と地政学リスク
中東情勢の緊迫化を受け、国際的な原油価格の指標であるブレント原油は1バレル100ドルを上回る水準で推移している。世界の石油供給の約5分の1が通過するホルムズ海峡と、紅海を経由する供給ルートが深刻な混乱に見舞われていることが背景にある。
今月に入り、米軍がイランの石油タンカー5隻を沈没させた後、イランはホルムズ海峡付近で船舶10隻を攻撃したと発表するなど、報復の連鎖が続いている。木曜に発表された船舶追跡データによると、水曜日にホルムズ海峡を通過した船舶はわずか7隻で、過去10日間の平均の半分にとどまった。
さらに、イランが支援するイエメンのフーシ派とサウジアラビアの衝突も激化しており、エネルギー供給への懸念を増幅させている。フーシ派はサウジアラビア南西部の空軍基地や石油インフラを攻撃したと発表しており、同地域では住民への警報が断続的に発令されている。