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ホルムズ海峡の通航量、タンカー攻撃後に急減=船舶追跡データ

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Aug 17, 20261 min read
ホルムズ海峡の通航量、タンカー攻撃後に急減=船舶追跡データ

Summary

最近のタンカー攻撃と米・イラン協議の停滞を受け、世界のエネルギー供給の要衝であるホルムズ海峡を通過する船舶の数が週末にかけて大幅に減少したことが、最新のデータで明らかになった。

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Background

タンカーへの攻撃が報告された後、世界のエネルギー供給の主要な動脈であるホルムズ海峡を通過する船舶の交通量が週末にかけて急減した。船舶追跡データからは、地政学的な緊張が世界のサプライチェーンに与える影響が浮き彫りになっている。

週末の通航量、ほぼ停止状態に

商品分析会社ケプラー(Kpler)が月曜日に発表したデータによると、土曜日にホルムズ海峡を通過した商品輸送船は5隻にとどまり、日曜日は1隻も確認されなかった。これは、その前の週末に記録された31隻から大幅な減少となる。

ケプラーのデータによれば、土曜日に海峡を通過した船舶には、船舶自動識別装置(AIS)の電源を切って航行する空荷の大型原油タンカー(VLCC)1隻や、イラン側の航路を利用したインド船籍の大型ガスタンカー(VLGC)が含まれていた。一方で、イラン産燃料油を積んだ小型タンカー1隻が海峡から出航したことが確認されている。

地政学的リスクの高まりが背景

この通航量の減少は、アラブ首長国連邦(UAE)が先週、アブダビ国営石油会社(ADNOC)の運航する船舶3隻が攻撃を受けたと発表したことを受けてのものだ。米・イラン間の対立解消に向けた協議が停滞する中、米国はイランに対する海上封鎖を無期限に維持できると示唆している。

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イランのアッバス・アラグチ外相は土曜日、現地メディアとのインタビューで、海上輸送を再開するためには米国がイランの条件を満たす必要があると述べた。一部の船舶はトランスポンダを切って航行するため探知されない可能性もあるが、現在の通航量は、2月に米国とイスラエルがイランに対する軍事行動を開始する以前の1日130隻以上という水準にはほど遠い。

市場への影響と今後の見通し

ホルムズ海峡は、紛争前には世界の原油および液化天然ガス(LNG)の5分の1が通過する重要な海上交通の要衝だった。通航量の激減は、エネルギー価格の上昇圧力や保険料の高騰につながる可能性があり、投資家は地域の安定性に関するニュースに神経をとがらせている。

また、別の主要なチョークポイントであるバブ・エル・マンデブ海峡でも、イエメンのフーシ派が7月20日にサウジアラビアに対する海上封鎖を宣言して以降、通航量の減少が見られる。ケプラーのデータでは、週末の商品輸送船の通航は49隻と、前週の55隻から減少した。

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