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Stifel、Shopifyの投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価は150ドルに

Summary
米金融大手Stifelは、Eコマースプラットフォーム大手Shopifyの投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を150ドルに設定した。株価の下落が魅力的なエントリーポイントを提供しているとし、AIを活用した「エージェントコマース」が将来の成長を牽引すると見ている。
米金融大手Stifelは、Eコマースプラットフォーム大手のShopify(SHOP)について、投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の110ドルから150ドルに上方修正した。同社は、年初来の株価下落が魅力的な投資機会を生み出していると指摘し、AIを活用した「エージェントコマース」が次なる成長の触媒になるとの見方を示した。
投資判断引き上げの背景
Stifelのアナリスト、J. Parker Lane氏は最新のレポートで、Shopifyの株価が年初来で23%下落したことにより、「質の高い複合的成長企業」への魅力的なエントリーポイントが形成されたと分析した。
同氏は、Shopifyが「エージェントコマースの脚本を書いている」と評価。これは、AIエージェントが消費者に代わって購買活動を行う未来のEコマース形態を指す。この分野での先行者利益が、同社の競争優位性をさらに広げると見られている。
市場を上回る成長実績
今回の格上げは、Shopifyの堅調な業績に裏付けられている。第1四半期の商品総流通額(GMV)は、米国Eコマース市場全体の成長率9.8%を大幅に上回る、前年同期比35%増の1,010億ドルに達した。これは同社が市場シェアを拡大している明確な証拠だとStifelは指摘している。
AdStifelが注目する主な成長分野は以下の通り。
- エンタープライズ向け事業: GMVが1億ドルを超える大規模加盟店数は、過去2年間でほぼ倍増した。
- B2B事業: 第1四半期のGMVは80%増と急成長を遂げた。
- 海外事業: GMVは45%増となり、クロスボーダー取引が全体の16%を占めた。
今後の成長への期待
Stifelは、Shopifyが2026年に30%以上の収益成長を達成し、その後も20%台半ばの持続的な成長を遂げる現実的な道筋があると予測している。
特に海外市場での成長余地は大きいと見られている。2025年の収益において米国が63%を占める一方、中国を除く世界のEコマース市場で米国が占める割合は40%にとどまっており、国際的な拡大ポテンシャルは大きい。規律ある事業運営と資本配分戦略により、Shopifyは急速に変化する市場環境に柔軟に対応できる体制が整っているとStifelは結論付けている。