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SKハイニックス株が過去最大の15.4%急落、ナスダック上場後の利益確定売りが直撃

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Jul 13, 20261 min read
SKハイニックス株が過去最大の15.4%急落、ナスダック上場後の利益確定売りが直撃
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韓国の半導体大手SKハイニックスの株価が13日、前日比15.4%安の184万5000ウォンまで急落し、過去最大の一日下げ幅を記録した。先週の米ナスダック市場への上場を巡るラリーの後、投資家による利益確定の動きが殺到したことが主な要因とみられる。

ナスダック上場が招いた複合的な売り圧力

今回の急落は、先週金曜日のナスダック市場への米国預託証券(ADR)上場が成功裏に終わった直後に発生した。市場関係者は、AI(人工知能)向け半導体への旺盛な需要を背景とした株価の急騰を受け、投資家が利益を確定する動きを強めたと指摘している。

元大証券のグローバルストラテジスト、ダニエル・ヨー氏は、ADR上場によって米国と韓国の市場間で20%を超える価格差(ディスカウント)が生じたと分析。この価格差を狙った裁定取引が売り圧力の一因になったとの見方を示した。同氏はまた、ADR発行が「実質的な追加の株式発行」として株式の供給量を増やしたことも、需給バランスを崩した要因だと述べている。

業績ピークアウト懸念と地政学リスク

売り材料はこれだけではない。韓国投資証券のアナリストは、SKハイニックスの第2四半期の営業利益が市場コンセンサスを下回るとの予測を発表。理由として、HBM(広帯域メモリー)の平均販売価格が想定より低いことを挙げ、半導体サイクルが短期的なピークに近づいているのではないかとの懸念(ピークアウト懸念)を煽った。

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さらに、中東情勢の緊迫化を背景に韓国株式市場全体が全面安の展開となり、韓国取引所(KRX)は韓国総合株価指数(KOSPI)が前日終値から8%以上下落したことを受け、サーキットブレーカーを発動した。この市場全体の混乱も、SKハイニックス株への売りを加速させた。

専門家の見方

この日の取引では、外国人投資家と機関投資家が数千億ウォン規模の売り越しとなる一方、個人投資家がその受け皿となった。Rayliant Global Advisorsのチーフリサーチオフィサーであるフィリップ・ウール氏は、今回の下落は業界見通しの悪化ではなく、ポートフォリオのリバランス(資産配分の再調整)の側面が強いと指摘。「AIハードウェアに対する市場の熱狂が冷めたことを意味するものではない」とコメントしている。

とはいえ、ADR上場に伴う裁定圧力、業績への懸念、そして市場全体を揺るがす地政学リスクという複数の悪材料が重なり、SKハイニックスは記録的な株価下落に見舞われる結果となった。

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