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SKハイニックス株が大幅続落、ADRとの価格差と業績懸念が重荷

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韓国の半導体大手SKハイニックスの株価が13日、大幅に続落した。7月10日の米ナスダック市場へのADR(米国預託証券)上場後、2日間にわたる売りが続いており、この日は一時5%近く上昇する場面もあったが、結局前日比5.4%安の174万6000ウォンで取引を終えた。
業績見通しの下方修正が重荷に
株価下落の主な要因は、複数の証券会社が同社の第2四半期業績見通しを相次いで引き下げたことにある。韓国投資証券、未来アセット証券、現代自動車証券は、そろって営業利益予想を下方修正した。
下方修正の背景として、以下の点が指摘されている。
- 広帯域幅メモリー(HBM)の平均販売価格(ASP)が市場コンセンサスを下回る可能性
- DRAMのビットグロース(ビット単位の出荷増)の伸び悩み
ADR上場が創出した構造的な売り圧力
Adもう一つの大きな売り圧力となっているのが、ADR上場によって生じた構造的な価格評価の歪みだ。同社はナスダックへの上場で265億ドルを調達したが、その後、米国で取引されるADRとソウル市場の国内株との価格差が20%以上に拡大したとアナリストは指摘している。
この価格差を利用するため、国内投資家がソウル上場株を売却し、割安なADRに乗り換える動きが活発化している。ナスダックでの記録的な上場が、結果的に国内株の新たな評価基準となり、売りを誘発する形となった。
世界的な株安も逆風
市場全体の地合いの悪化も、SKハイニックス株の重荷となっている。韓国総合株価指数(KOSPI)は前日の急落の余波で続落。米国とイランを巡る地政学リスクの高まりが市場心理を冷やしている。
前日の米国市場でも、ナスダック総合指数が1.6%、S&P500種株価指数が0.8%それぞれ下落しており、世界の半導体関連株に対するセンチメントが悪化していることも逆風となった。