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ServiceNow株が急伸、AI事業への期待と好決算を好感

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企業向けソフトウェア大手のServiceNowの株価が急伸。市場予想を上回る第2四半期決算に加え、AI事業が新たな収益モデルを牽引しているとの見方が広がり、投資家の買いを集めている。
企業向けソフトウェア開発のServiceNow(NOW)の株価が7月27日、市場の軟調な地合いに逆行して5.5%の急伸を遂げた。市場予想を上回る好調な2026年第2四半期決算と、AI(人工知能)事業の成長に対する期待感が株価を押し上げた。
予想を上回る第2四半期決算
同社が発表した第2四半期決算は、主要指標のほぼすべてでウォール街のコンセンサス予想を上回る力強い内容となった。
- 調整後1株当たり利益(EPS): 0.90ドル(市場予想は0.86ドル)
- 売上高: 39億9000万ドル(市場予想は39億3000万ドル)
- サブスクリプション収益: 38億8000万ドル(前年同期比24.5%増)
安定した収益基盤であるサブスクリプション部門が2桁成長を維持したことが、投資家に安心感を与えた。
AIが収益モデルの懸念を払拭
Ad今回の決算で特に注目されたのは、AIが同社のビジネスモデルに与える影響だ。市場では、AIツールの台頭が従来のユーザー単位(シートベース)の課金モデルを侵食するのではないかとの懸念があった。しかし、経営陣は新規事業の50%が非シートベースの契約であると明らかにし、この懸念を払拭した。
さらに、AI関連の年間契約額(ACV)は10億ドルを突破。これを受け、同社は通期のサブスクリプション収益見通しを157億5500万ドル~157億7700万ドルのレンジへと引き上げた。これは、AIが既存ビジネスを脅かすのではなく、むしろ新たな成長ドライバーになっていることを示唆している。
市場の逆風下で際立つ強さ
この日の株式市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を前に、ナスダック総合指数が0.6%、S&P500種指数が0.3%下落するなど、全体的に軟調な展開だった。そうした中でServiceNowの株価上昇は、市場全体の影響ではなく、同社固有の好材料が評価された結果と言える。
決算発表を受け、Piper Sandlerは投資判断「オーバーウエート」を維持、Sanford C. Bernsteinは目標株価を248ドルに、Jefferiesは140ドルにそれぞれ引き上げるなど、アナリストからの評価も相次いでいる。好決算、通期見通しの上方修正、そしてAI事業への期待感が一体となり、株価を力強く押し上げる展開となった。