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ロイバント株が急騰、肺高血圧症治療薬の良好な第2相試験結果が好感

バイオ医薬品企業ロイバント・サイエンシズ(ROIV)の株価は、子会社のパルモバントが開発する肺高血圧症治療薬候補「mosliciguat」の第2相臨床試験で良好な結果が得られたと発表したことを受け、時間外取引で22.0%急騰した。
試験の好結果と迅速な開発計画
発表によると、「mosliciguat」は間質性肺疾患に伴う肺高血圧症(PH-ILD)患者を対象とした第2相「PHocus」試験で、主要評価項目を達成した。PH-ILDは進行性で生命を脅かす疾患であり、アンメット・メディカル・ニーズ(未だ満たされていない医療ニーズ)が高い分野とされている。
このデータは、パリ・サクレー大学のMarc Humbert教授によって欧州呼吸器学会(ERS)国際会議で発表された。同氏は肺高血圧症の分野で世界的な権威であり、今回の結果に科学的な信頼性を与えている。
さらにロイバントは、この結果を受けて既に「mosliciguat」の第3相「PHrontier」試験を開始し、患者登録が進行中であることも明らかにした。これは経営陣のデータに対する自信の表れであり、将来的な承認取得までのタイムラインを加速させる動きとして市場に好意的に受け止められた。
Ad市場の反応と背景
このポジティブなニュースを受け、同社の株価は過去52週間の高値である37.97ドルを大きく上回った。同日の株式市場はナスダックがほぼ横ばい、S&P500とダウが小幅安と全体的に軟調な中で、この急騰は完全に同社固有の材料によるものであることを示している。
今回の材料は、同社の最近の開発パイプラインにおける好調な流れを裏付けるものだ。8月下旬には、別の子会社であるプリオバントが開発した皮膚筋炎治療薬「LISRAYA(brepocitinib)」が米食品医薬品局(FDA)の承認を取得し、ロイバントは商業段階のバイオ医薬品企業へと移行したばかりだった。良好な第2相試験データ、第3相への即時移行、そして直近の製品承認という好材料が重なり、投資家は同社の事業機会が大幅に拡大したと評価している。