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レクセル株が下落、好決算も下期の慎重な見通しが重し

Summary
電気設備卸売のレクセルは、2026年上半期の好決算を発表したものの、下期の利益率に対する慎重な見通しが嫌気され、28日の市場で株価が下落した。
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Background
電気設備卸売大手レクセル(RXL)の株価は、28日の取引で3.8%安の35.72ユーロに下落した。前日引け後に発表された2026年上半期決算は主要指標で市場予想を上回ったものの、同時に示された下期に対する慎重な見通しが売り材料となった。
下期の利益率への懸念
株価下落の主な要因は、経営陣が下期の利益率について、例年見られる季節的な改善パターンをたどらない可能性を示唆したことにある。同社はその理由として、製品ミックスの逆風、営業費用の増加、過去のコスト削減策による追い風の減少を挙げた。
この慎重な見通しが、上半期の好調な業績や通期見通しの上方修正といったポジティブな要素を打ち消す形となった。
上半期決算は堅調、通期見通しを上方修正
一方、上半期の基礎的な業績は好調だった。主要な指標は以下の通り。
Ad- 第2四半期の同一日数ベースの売上高成長率は6.7%に加速(第1四半期は3.4%)。
- 調整後EBITAマージンは40ベーシスポイント拡大し6.2%に到達。
- 米国のデータセンター事業は上半期に80%以上の成長を記録。
この結果を受け、レクセルは2026年通期の同一日数ベースの売上高成長率見通しを、従来の3%~5%の範囲から約5%へと引き上げた。
市場の反応と背景
決算発表を受け、ジェフリーズは同社の有機的成長と全地域での勢いを評価し、投資判断「買い」と目標株価44.20ユーロを維持した。しかし、直近で公表された他のアナリスト評価は「ホールド」、目標株価35.00ユーロとなっており、市場の見方が分かれていることを示唆している。
レクセルの株価は決算発表前、52週高値(39.80ユーロ)に近い水準で推移しており、「噂で買って事実で売る」という利益確定の動きが出やすい状況にあった。好決算がある程度織り込み済みであったこと、経営陣の慎重な見通し、そして高値圏にあった株価という複合的な要因が、今回の株価下落につながったとみられる。