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レイモンド・ジェームズ、スペースXの目標株価を800ドルに設定―ウォール街最高値、440%の上昇余地を示唆

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Jul 9, 20261 min read
レイモンド・ジェームズ、スペースXの目標株価を800ドルに設定―ウォール街最高値、440%の上昇余地を示唆

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投資会社レイモンド・ジェームズが、スペースXのカバレッジを「ストロング・バイ」で開始し、ウォール街で最も強気な800ドルの目標株価を提示した。これは株価の約440%の上昇余地を示唆するもので、市場の評価との間に大きな隔たりがあることを浮き彫りにしている。

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投資会社レイモンド・ジェームズは7月7日、スペースX(NASDAQ: SPCX)の株式カバレッジを投資判断「ストロング・バイ」、目標株価800ドルで開始した。これはウォール街で最も高い目標株価であり、7月8日の終値148.30ドルから約440%の上昇余地を示唆するものとなる。

「世代を定義するインフラ」との評価

StreetInsiderおよびAOL/Yahoo Financeが報じたところによると、アナリストのブライアン・ゲスアーレ氏は、スペースXを単なるロケット企業ではなく、「世代を定義するインフラプラットフォーム」と位置付けている。同氏はレポートの中で「スターシップは我々の世代を決定づける産業革新を象徴している」と述べ、かつての鉄道網やインターネットのバックボーンに匹敵する存在との見方を示した。

目標株価800ドルが実現した場合、同社の時価総額は10兆ドルに迫る。これは現在の評価額の約6倍、マイクロソフトのコンセンサス目標株価(240ドル)時点での時価総額の3倍以上となる。ロイターがまとめたアナリストの平均目標株価では、スペースXの評価額は約3.2兆ドルとされている。

強気なアナリスト評と市場の冷静な反応

カバレッジを開始したアナリストの間では、強気な見方が大勢を占めている。AOL/Yahoo Financeによると、IPOの引受幹事を務めた銀行12社を含む、少なくとも13人のアナリストのうち12人が「買い」に相当する投資判断を下している。一方で、これらの銀行が将来のスペースXによる資金調達から利益を得る立場にあるため、市場観測者からは利益相反の可能性も指摘されている。

対照的に、CNBCによるとモフェットナサンソンは「中立」の判断で、目標株価を131ドルと設定。CFRAはウォール街で最も低い115ドルの目標株価とともに「売り」相当の評価を下したと報じられている。

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このような強気なアナリストの評価とは裏腹に、株価の動きは冴えない。SPCXは6月12日の史上最大規模のIPOで857億ドルを調達し、公開価格135ドルに対し初値は150ドルだった。しかし、7月7日にナスダック100指数に異例の速さで採用されたにもかかわらず、株価は7月8日までに148.30ドルまで下落し、初値を下回って引けた。

今後の注目点と不確実性

スペースXの評価をめぐる議論の中心には、高い期待と実績の欠如という緊張関係がある。同社は上場企業としての業績履歴がなく、株価収益率(PER)などの伝統的な評価指標が存在しないため、強気な予測の妥当性を判断するのは難しい。

投資家が今後最も注視するのは、以下の2つのイベントである。

  • 上場後初の四半期決算発表: アナリストの強気な予測を裏付けるか、あるいは修正を迫る材料となる。
  • インサイダーのロックアップ期間満了: 初期投資家やイーロン・マスク氏周辺の保有株が市場に放出されるタイミングであり、需給に影響を与える可能性がある。

これらの情報が明らかになるまで、レイモンド・ジェームズが提示した800ドルという目標株価は強気派の試金石であり続けるが、同社の真の価値をめぐる市場の模索は続くとみられる。

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