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ラディアント・ワールド、グレンコアをシンガポールで提訴 損害賠償20億ドル超を請求

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Sep 16, 20261 min read
ラディアント・ワールド、グレンコアをシンガポールで提訴 損害賠償20億ドル超を請求

Summary

鉄鉱石トレーダーのラディアント・ワールドが、資源大手グレンコアを相手取り、詐欺や契約違反を理由に20億ドル超の損害賠償を求める訴訟をシンガポールで起こした。グレンコアは疑惑を全面的に否定し、法廷で争う姿勢を示している。

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鉄鉱石取引を手がけるラディアント・ワールド社とその関連会社が、資源大手のグレンコアを相手取り、シンガポール高等裁判所に訴訟を提起したことが火曜日に明らかになった。訴状によると、詐欺、契約違反、共謀などを理由に、20億ドルを超える損害賠償を求めている。

訴訟の背景と主張

ラディアント・ワールド側の主張の核心は、グレンコアが米司法省(DOJ)のコンプライアンス監視下にあったにもかかわらず、ラディアント側との取引関係を監査記録から意図的に隠蔽したという点にある。グレンコアは2022年に米国で商品価格操作と贈収賄の罪を認めており、訴状は「真の商業的取り決めが監査記録に反映されないよう、グレンコアが(取引)チャネルを指示した」と指摘している。

両社の対立は、2021年にグレンコアがデリバティブ取引のポジションに対し11億ドルの時価評価(マーク・トゥ・マーケット)エクスポージャーの支払いを要求したことに端を発する。ラディアント側は、損失をロールオーバー(繰り越し)することが長年の慣行だったと主張。グレンコアが長期的なパートナーシップを約束しながら、2021年から2026年にかけて8億ドル以上の支払いを引き出し、今年になって一方的に関係を断ち切ったとしている。

グレンコアの反論と対応

一方、グレンコアは火曜日の声明でラディアント側の主張を全面的に否定。「これらの主張は根拠がなく、われわれは断固として争う」と述べた。さらに、「われわれはラディアント・ワールド各社によって損失を被り、リスクにさらされてきた。適切な措置を講じる」とし、反訴も辞さない構えを見せている。

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グレンコアは8月上旬に、ラディアント・ワールドへのエクスポージャーに関する引当金を計上したことを公表済み。先週金曜日には、同社との「すべての事業を停止し、すべての義務から解放された」と発表しており、訴訟に先立って関係を清算する動きを見せていた。

両社が直面する課題

今回の訴訟は、両社がそれぞれ困難な状況に直面する中で起きた。グレンコアにとっては、2022年の司法取引以降、コーポレート・ガバナンスの改善が問われる中での新たな法務リスクとなる。

ラディアント・ワールドもまた、同社が銀行に提出した請求書が有効でない可能性があるとの懸念から、金融機関や取引先が距離を置き始めており、厳しい立場に置かれている。先月にはシンガポール警察が同社に関する通報を受け、捜査を開始したと発表している。ラディアント側はこれに対し、不正行為を否定し、疑惑は不正確で根拠がないと反論している。

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