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英ポンド、横ばい 米ドルは軟調な雇用統計をものともせず

Summary
月曜日の外国為替市場で英ポンドは対米ドルでほぼ横ばいで推移した。米国の軟調な雇用統計が発表された後もドルは底堅さを見せており、市場は今週公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を注視している。
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月曜日の外国為替市場で、英ポンドは対米ドルでほぼ横ばいで取引された。先週発表された米国の6月非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったにもかかわらず、米ドルは底堅く推移している。GBP/USDは1.3348ドル近辺で推移する一方、EUR/USDは1.1417ドルへとより大きく値を下げた。
ドルの底堅さは、単一の材料よりも金利見通しに支えられている。市場は水曜日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨に注目しており、タカ派的な内容が予想されている。金融市場では現在、年内約31ベーシスポイントの利上げが織り込まれており、FRBが物価安定の回復に注力しているとの見方が広がっている。
一方、ポンドの動きは、英国内のファンダメンタルズに起因するものではない。ポンドは2週間ぶりの高値圏にあり、過去のショートポジションの解消などに支えられている模様だ。
Adしかし、英国内の政治的リスクは依然として潜在している。アンディ・バーナム氏が7月20日に首相に就任すると見られており、財務大臣にはエド・ミリバンド・エネルギー相が有力視されている。市場関係者からは、ミリバンド氏が前任者よりも左派的であり、厳しい財政制約から増税が選択される可能性が指摘されている。イングランド銀行が年内に利上げを行わないとの見通しと合わせ、政権移行が具体化すればポンドは最近の上昇分を失う可能性があるとみられている。