Story
恒大物業、PEファンドが新たな買収検討か=報道

Summary
ブルームバーグ報道によると、清算手続き中の中国恒大集団の不動産管理部門である恒大物業に対し、PAGやウォーバーグ・ピンカスなどのPEファンドが新たな買収案を検討している。
Text size
Background
清算手続き中の中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ・グループ)傘下で香港に上場する不動産管理部門、恒大物業集団(エバーグランデ・プロパティ・サービシズ)に対し、複数のプライベート・エクイティ(PE)ファンドが新たな買収案を検討していると報じられた。これは、以前の売却交渉が不調に終わったことを受けた動きとなる。
買収交渉の再開
ブルームバーグが金曜日に報じたところによると、この動きは、恒大物業の清算人が広東省旅遊控股集団(Guangdong Provincial Tourism Holdings)との独占交渉で合意に至らなかったために再開されたものだ。恒大物業は6月、同交渉の決裂を受け、新たな買い手を探していると発表していた。
報道では、関係者の話として、PAG、ウォーバーグ・ピンカス、トラストアー・キャピタルなどのPEファンドが買収提案の準備を進めているとされている。ただし、協議は現在も進行中であり、必ずしも正式な買収提案に至るとは限らないという。
企業価値と市場の反応
Ad恒大物業の企業価値は、香港市場での年初来の株価上昇(約2%)を反映し、約16億ドルと評価されている。同社が発表した上半期の業績は以下の通りである。
- 売上高: 69億元
- 純利益: 5億1700万元
大手PEファンドが再び関心を示しているという事実は、親会社である中国恒大の破綻にもかかわらず、恒大物業の不動産管理事業そのものには依然として価値があると市場関係者が見なしていることを示唆している。この売却が成功すれば、中国恒大の清算手続きにおいて、債権者への返済原資を確保する上で重要な一歩となる可能性がある。