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OPEC、2026年世界石油需要の伸び見通しを5ヶ月連続で下方修正

Summary
石油輸出国機構(OPEC)は月報で、2026年の世界石油需要の伸び見通しを日量38万バレルに引き下げ、5ヶ月連続の下方修正となった。一方で、2027年の見通しは引き上げており、国際エネルギー機関(IEA)とは見解が分かれている。
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石油輸出国機構(OPEC)は10日に発表した月報で、2026年の世界の石油需要の伸び見通しを下方修正し、5ヶ月連続の引き下げとなった。OPECは他の予測機関に比べて依然として楽観的な見方を維持している。
2026年見通しを下方修正
月報によると、2026年の需要の伸びは日量38万バレルと予測されており、前回の予測から引き下げられた。OPECが同年の需要見通しを引き下げるのは、これで5ヶ月連続となる。
この継続的な下方修正は、世界経済の不透明感やエネルギー転換の進展などを背景に、将来の需要に対する慎重な見方が強まっていることを示唆している。
IEAとは対照的な見方
今回の下方修正にもかかわらず、OPECの見通しは他の主要機関より強気な水準にある。国際エネルギー機関(IEA)は、2026年の石油需要が減少に転じると予測している。
AdIEAは、イラン戦争が消費パターンに与える影響がより大きいことをその理由として挙げていると報じられており、両機関の見通しの乖離が鮮明になっている。この見解の相違は、原油価格の先行きを占う上で重要な要素となる。
2027年は強気見通し
一方で、今回の月報では2027年の石油需要の伸び見通しは引き上げられた。これは、OPECが2026年の需要の伸びの減速を一時的なものと捉え、その後の需要回復を見込んでいる可能性を示唆している。
市場関係者は、産油国の政策決定や世界経済の動向を判断する上で、主要機関による需要見通しの変化を引き続き注視していくことになる。