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ノルスク・ハイドロ株が下落、JPモルガンがブラジル事業への懸念で格下げ

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ノルウェーのアルミニウム大手ノルスク・ハイドロの株価は11日、2.4%下落し8.25ユーロで取引された。JPモルガンが同社の投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げ、ブラジルの主要施設における操業上の不確実性を指摘したことが売り材料となった。
JPモルガンが格下げ
JPモルガンは格下げと同時に、ノルスク・ハイドロを短期的に株価を押し下げる材料が出る可能性が高い銘柄リスト「ネガティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定した。同行は、ブラジルのアルノルテ・アルミナ精錬所における天然ガス供給とコストに関する「重大な不確実性」を格下げの主な理由として挙げている。
この決定に伴い、2027年12月期の目標株価も従来の116ノルウェー・クローネから97ノルウェー・クローネに引き下げられた。これは直近の株価から約7%の上値余地を示唆するものとなる。
ブラジル精錬所の操業問題
Ad懸念の背景には、ノルスク・ハイドロが8月11日に発表したアルノルテ精錬所での天然ガス供給障害がある。これにより同社は一時的な操業縮小を余儀なくされ、代替措置としてスポット市場での天然ガス購入に踏み切った。
JPモルガンのアナリストは、このコスト増が2026年第3四半期の収益を圧迫するのに十分な規模だと分析。今回の格下げは、先月からくすぶっていた操業リスクを投資家が改めて意識するきっかけとなった。
市場の動向
ノルスク・ハイドロの株価は、この日の下落で52週高値の11.13ユーロから大きく後退した。ただし、年初からの堅調な推移を背景に、52週安値の5.57ユーロは依然として大きく上回っている。大手証券会社による格下げと、特定の主要資産における具体的な操業問題が組み合わさり、短期的な収益見通しへの不透明感が株価の重しとなった。