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ノキア株が反発、アナリストの強気評価と指数復帰を好感

Summary
ローゼンブラット証券がAI関連事業の成長を理由に「買い」でカバレッジを開始したことを受け、ノキアの株価が急伸。9月21日のユーロ・ストックス50指数への復帰も追い風となっている。
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前日に13%超の急落に見舞われたノキアの株価が、15日の時間外取引で2.6%上昇し、反発に転じた。米証券会社ローゼンブラット・セキュリティーズによる強気な投資判断の開始と、主要株価指数への復帰が好感された。
ローゼンブラットの強気な見方
ローゼンブラットはノキアの投資判断を「買い」、目標株価を15ドルとしてカバレッジを開始した。同社は、ノキアの光ネットワーク事業がAIインフラ構築の直接的な受益者であるにもかかわらず、一般的な通信機器メーカーとしての評価にとどまっている点を指摘。これが過小評価につながっていると分析している。
この見方を裏付けるデータとして、ローゼンブラットは以下の点を挙げている。
- 2026年第2四半期において、光ネットワーク部門の売上高が前年同期比で20%増加したこと。
- 同時期にAI・クラウド関連の収益が2倍以上に増加したこと。
- AI・クラウド関連の受注高が同四半期に28億ユーロに達し、その約半分が12カ月以内に収益化される見込みであること。
Adユーロ・ストックス50指数への復帰も追い風
もう一つの支援材料は、ノキアが9月21日に主要株価指数であるユーロ・ストックス50に1年ぶりに復帰することだ。フォルクスワーゲンに代わって採用されるこの動きは、同指数に連動するパッシブファンドからの機械的な買い需要を誘発するのが通例であり、株価の追い風となる。
前日の急落は、AIインフラへの投資ペースに対する懸念から、光通信関連セクター全体が売られたことに起因する。主要な米国株価指数が軟調に推移する中でのノキア株の反発は、マクロ環境ではなく、こうした企業固有の好材料が背景にあることを示唆している。売られ過ぎの状態からの反発、アナリストによる説得力のある高評価、そして間近に迫った指数への再採用という複合的な要因が、今回の株価回復の原動力となっている。