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ネットフリックス株、成長鈍化懸念で年間43%安―投資家の見方分かれる

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Jul 20, 20261 min read
ネットフリックス株、成長鈍化懸念で年間43%安―投資家の見方分かれる
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動画配信大手ネットフリックス(NFLX)の株価が、成長の持続性に対する市場の懸念を背景に、過去1年間で43%下落した。7月17日の第2四半期決算発表後には6.42%の急落に見舞われ、株価は68.95ドルと52週安値(65.08ドル)に迫る水準で推移している。ファンダメンタルズ自体は成長を続けているものの、市場はその成長「速度」を再評価しており、強気派と弱気派の対立が鮮明になっている。

第2四半期決算と市場の反応

7月16日に発表された2026年第2四半期決算は、1株当たり利益(EPS)が市場予想(0.79ドル)を上回る0.80ドルと健闘した。しかし、売上高は125.6億ドルと、コンセンサス予想の125.8億ドルにわずかに届かなかった。

さらに、市場の失望を誘ったのは第3四半期のガイダンス(業績見通し)だ。売上高128.6億ドル、EPS0.82ドルという見通しは、市場コンセンサス(約130億ドル)を大きく下回った。加えて、これまで四半期ごとに開示してきたエンゲージメント(視聴時間など)の報告頻度を年1回に減らす方針も発表。この透明性の後退が、視聴者維持に神経質になっていた投資家の不安心理を煽る結果となった。

成長鈍化とアナリストの評価

ネットフリックスの成長ストーリーが崩壊したわけではないが、明らかに「減速」している。2026年度のEPS成長率予想は営業レバレッジ改善により+42%と力強い一方、2027年度は+6%へと急減速する見込みだ。この点が、現在の株価を巡る議論の核心となっている。

決算発表後、ウォール街のアナリストは相次いで目標株価を引き下げた。

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  • JPモルガン: 118ドル → 85ドル
  • バンク・オブ・アメリカ証券: 125ドル → 105ドル
  • オッペンハイマー: 100ドル → 85ドル

ただし、引き下げ後の目標株価の中央値(約87〜93ドル)は、依然として現在の株価から26〜35%の上昇余地を示唆している。ロスチャイルド・レッドバーンは「買い」の投資判断を維持し、長期的なEPS成長率を評価している。

強気派と弱気派の論点

強気派は、同社史上最大となる47億ドルの自社株買いプログラムを経営陣の自信の表れと見ており、これが株価の下支えになると期待する。また、広告付きプランからの収益は2026年に約30億ドルへと倍増する見込みで、新規加入者の55%が同プランを選択するなど、大きな成長の余地を残している。

一方、弱気派は経営陣のガイダンスに対する信頼性の低下を問題視している。過去3四半期連続で決算発表後に株価が下落しており、市場の不信感は根強い。また、人気番組の視聴後に解約する「エンゲージメント疲労」も懸念材料であり、割高なバリュエーション(2027年予想PER約20倍)には更なる調整リスクが残ると指摘されている。

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