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ネスレ株が急落、上半期の大幅減益とウォーター事業再編を嫌気

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Jul 23, 20261 min read
ネスレ株が急落、上半期の大幅減益とウォーター事業再編を嫌気

Summary

スイスの食品大手ネスレの株価が23日に急落した。2026年上半期の純利益が約31%減少したことや、ウォーター事業を米プライベートエクイティと合弁会社化する再編計画が投資家の失望を招いた。

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スイスの食品大手ネスレ(NESN)の株価は23日、6.5% の大幅安となった。2026年上半期の純利益が大幅に減少したことと、ウォーター事業の再編計画という二重の悪材料が投資家心理を圧迫した。

上半期決算は大幅減益

ネスレが発表した2026年6月中間期決算によると、純利益は前年同期比で31.4% もの大幅な減少となった。これは多額の減損損失が響いたことによる。為替の逆風も重なり、名目売上高は2.5% 減の431億スイスフランとなった。一方で、実質的内部成長率は3.6% のプラスを確保している。

営業利益率は16.4%へとわずかに低下した。同社は通期の売上高成長率見通しを引き上げたものの、市場は純利益の急減を重く受け止めた。

ウォーター事業の再編計画

決算と同時に、ネスレはウォーター&プレミアムビバレッジ事業を分離し、米国のプライベートエクイティ(PE)ファンドであるプラチナム・エクイティとの間で50対50の合弁会社を設立することを発表した。

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この事業には「ペリエ」や「サンペレグリノ」、「アクアパンナ」などのブランドが含まれる。新会社の社名は「Peranel」で、企業価値は49億ユーロと評価されている。ネスレはこの取引により、規制当局の承認を経て2027年上半期の完了時に約28億スイスフランの現金収入を見込んでいる。

市場の反応と背景

市場関係者はこの事業再編について、明確な企業価値創造イベントというよりは、長年非中核事業と見なされてきた資産に対する部分的な譲歩と受け止めたようだ。投資家は、ネスレの収益回復の道のりがより長引く可能性を再評価している。

また、モルガン・スタンレーが7月上旬に同社株の投資判断を「売り」で再確認するなど、機関投資家の間では決算発表前からネスレの事業転換のペースに対する懐疑的な見方が広がっていた。当日の米国株式市場が軟調に推移したことも、売り圧力に拍車をかけた。これらの要因が重なり、同社株は一時79.87スイスフランまで下落した。

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