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モルガン・スタンレーCIO調査:IT予算見通しが改善、マイクロソフトとセキュリティ分野が牽引

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Jul 16, 20261 min read
モルガン・スタンレーCIO調査:IT予算見通しが改善、マイクロソフトとセキュリティ分野が牽引

Summary

モルガン・スタンレーが発表した2026年第2四半期のCIO調査によると、今年のIT予算の伸び率見通しは3.8%に上方修正された。AIが引き続き最優先事項である中、マイクロソフトとセキュリティソフトウェア分野が最も明確な受益者として浮上している。

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モルガン・スタンレーが発表した2026年第2四半期の最高情報責任者(CIO)調査によると、今年のIT予算の伸び率見通しは前期からわずかに上昇し、3.8% となった。同調査は、マイクロソフトとセキュリティソフトウェア分野がこのトレンドの最も明確な受益者であることを示唆している。

IT予算の見通しが改善

5月8日から6月8日にかけて実施された同調査では、CIOが予測する2026年のIT予算の伸び率は、2025年の3.7%から14ベーシスポイント改善し3.8% に達した。ただし、この水準は2010年から2019年の平均である4.1%を依然として下回っている。

予算改定の可能性を示す「上方修正と下方修正の比率」は、第1四半期の0.8倍から1.2倍に改善した。この比率が1.0倍を上回るのは2024年第1四半期以来初めてであり、IT支出に対する企業の姿勢がより前向きになっていることを示している。

投資の優先順位と分野別の動向

CIOの投資優先順位では、人工知能(AI)/機械学習(ML)が18.0%でトップを維持し、次いでセキュリティソフトウェア(11.3%)、デジタルトランスフォーメーション(10.0%)と続いた。しかし、AI/ML分野の「予算削減からの保護度合い」を示す指標は、前四半期の10%から4%に低下した。これは、CIOがAI関連の取り組みについて、真に保護すべきものをより厳しく選別するようになっていることを示唆している。

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分野別では、ソフトウェアが引き続き最も成長が速く、2026年には前年比29ベーシスポイント増の4.1% の成長が見込まれている。一方で、通信、ハードウェア、サービスは減速すると予想されている。

市場への示唆:勝ち組は限定的か

モルガン・スタンレーは、この調査結果から恩恵を受ける企業の範囲は「比較的小さいままである可能性が高い」と分析している。その中でも、マイクロソフトは生成AI、エージェント型オートメーション、法人向け販売網の強みから、最も明確な受益者として際立っている。

次いで、大規模言語モデル(LLM)の提供企業、そしてアマゾン、セールスフォース、グーグルが続くと見られている。また、分野別ではセキュリティソフトウェアが、その優先順位の高さ、予算削減への耐性、支出見通しの加速を背景に「最も明確な勝ち組」と位置づけられている。

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