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AIを活用した株式戦略、年初来で最大77%のリターンを達成=Investing.com

Investing.comのAIを活用した複数の株式投資戦略が、2026年に入り主要株価指数を大幅に上回るパフォーマンスを達成していることが明らかになった。同社のレポートによると、特定の戦略では年初来リターンが+77%近くに達し、同期間のS&P 500種株価指数の上昇率を大きく上回っている。
AI戦略、市場ベンチマークを圧倒
同社が「ProPicks」として提供するAIモデルは、複数のテーマに基づいたポートフォリオを構築している。2026年9月10日時点の年初来パフォーマンスは、主要な米国株価指数が10%前後のリターンにとどまる中、顕著な成果を示した。
- エネルギー・エリート戦略: +76.93%
- 中型株ムーバーズ戦略: +35.41%
- 小型株スプリンターズ戦略: +29.16%
これに対し、同期間の主要指数のリターンは、S&P 500種株価指数が+11.55%、ナスダック総合指数が+12.99%、ダウ工業株30種平均が+8.98%であった。このデータは、特定のセクターや時価総額に特化したAIによる銘柄選定が、市場平均を大きく上回る可能性を示唆している。
成功事例に見るAIの分析アプローチ
レポートでは、AIが市場の注目を集める前に有望株を発掘した事例として、デレクUSホールディングス(Delek US Holdings)とエバーフォース(Everforth)の2社が挙げられている。
AdデレクUSホールディングスについては、AIモデルが3月に同社株を選定。その際、力強いモメンタム、収益改善の兆候、コスト規律、そして割安なバリュエーションといった複数の要因を特定していた。その後、同社は予想を大幅に上回る第2四半期決算を発表し、株価は選定から半年で2倍以上に上昇したという。
また、エバーフォース株については、AIが7月に「極端なバリュエーションの乖離」を指摘。堅固なキャッシュ創出力や防衛・テクノロジー分野での優位性を評価した直後、同社は好調な第2四半期決算と米陸軍との大型AI契約を発表し、株価は2ヶ月で74%以上急騰した。
AIモデルの選定手法
Investing.comによると、同社のAIシステムは毎月、世界中の数千の銘柄を評価する。15年以上にわたる財務データと150以上の定量的モデルを組み合わせ、ファンダメンタルズと成長見通しの両面から、中期的に上昇が見込まれる銘柄を各戦略で最大20銘柄選定する。
ポートフォリオは毎月見直され、新たな有望銘柄の追加や基準を満たさなくなった銘柄の除外といったリバランスが厳格に行われる。2023年11月のサービス開始以来、ProPicksの戦略全体では+198.81%のリターンを記録し、S&P 500を118.53パーセントポイント上回ったと報告されている。